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WINDBIRD

ライトノベルネタブログ

ライトノベル大陸戦記

book ライトノベル

タナカヨ暦53年――


ライトノベル大陸の情勢は混迷の一途を辿り、同胞であるはずのライトノベル民族同士でさえ激しく争う戦乱の時代となっていた。


西方のスーパーダッシュ王国がオターク帝国から賢人トール=ホンダーを招き、富国強兵に励んでいたその頃、南方ではエムエフジェイ王国が宰相ヤマグッチと将軍クワシマーのもと軍備増強を図っていた。それを察したファミ=ツゥ国は名将タグッチィ=センネンドーに軍を預け、エムエフジェイ王国に備えることとなった。


スニーカー帝国はナガール=タニガアを総司令官に据えて捲土重来を期し、東西のフジミ王国をまたにかける若き天才コーヘィ=アザノンもまた、虎視眈々と勢力拡大を狙っていた。


東の山脈を越えた向こうでは、ミステリ王国では"ファウスト党"、エスエフ帝国では"リアル・フィクション派"と、それぞれで親ライトノベル民族派が台頭し、またファンタジー王国は王家の跡継ぎ問題に揺れていた。


その一方で、西方異民族の国・コバルト王国はコーンノ=オユキーを得て東進を開始し、それに危機を感じたビーンズ国はついにサイ=ユキーノを出陣させるに至った。


そんな中、デンゲキ王国はカドカワ連邦議会の反対を押し切るかたちで海を越え、イッパン=ブンゲー帝国に攻め込んでいった。折からの飢饉に苦しんでいたイッパン=ブンゲー帝国はそれを好機と捉え、逆にライトノベル大陸への侵攻を画策。


大陸は戦禍の炎に包まれていくのだった…。



A.デンゲキ王国:カドカワ連邦において最も勢いのある国家。デンゲキ大王の統治の下、イッパン=ブンゲー帝国に侵攻していく。
B.フジミ=ファンタジア王国:通称・西フジミ。デンゲキ王国に次ぐカドカワ連邦の大国。古くからの封建主義が残る。
C.フジミ=ミステリー王国:通称・東フジミ。奇妙な国策のもと、独自路線を突き進む。
D.スニーカー帝国:カドカワ連邦のかつての宗主国。発言力は健在ながら、国力は衰えるばかり。
E.ファミ=ツゥ国:最近になってカドカワ連邦に占領された南方の小国。オターク王国との貿易が盛ん。
F.エムエフジェイ王国:小国ながら未だ独立を保ち続ける南方の雄。やはりオターク王国と強く結びついている。
G.スーパーダッシュ王国:シューエーシャ連邦に属する小国。多くの優秀な人材を輩出するも、他国へ亡命されることが多い。よほど住みにくいのだろうか。
H.コバルト王国:形の上ではシューエーシャ連邦に属するが、しかし誰も入らない未開の土地である。外からやってきた者は原住民のフジョシ族に捕まり、"ヤオイ"と呼ばれる宗教的行事の生贄にされるという。
I.ビーンズ国:カドカワ連邦の支配下にあるが、やはりフジョシ族の国である。ビーンズ国の奥にはルビーで溢れる桃源郷が存在すると言われ、それを求めて多くの冒険者が旅立っていったが、帰ってきたものは一人もいない…。
J.イッパン=ブンゲー帝国:強大な軍事力を誇る超大国。近年の飢饉のため、ライトノベル大陸への侵攻を企てている。
K.オターク王国:コミック国・アニメ国・ゲーム国などを併呑し、勢いを増す大国。ライトノベル大陸の各国と盛んに交易し、国力を高めている。イッパン=ブンゲー帝国とは仲が悪い。
L.エスエフ帝国:かつての大国。国王は"センス・オブ・ワンダー"*1の捜索のみに情熱を傾け、国は荒れ放題となっている。
M.ファンタジー王国:剣と魔法の国。長く混乱が続いていたが、海の向こうからやってきたハリー=ポッターがついに国内を統一した。しかし、ポッターの寿命も残りわずかとなり、跡目争いで内乱が起こっている。
N.ミステリ王国:西方の大国。近年は"ファウスト党"が国内で勢力を増しており、情勢が不安定となっている。



赤い帯で囲われた範囲がライトノベル民族の勢力圏。イッパン=ブンゲー帝国の一部や、ミステリ王国の西部などが既にライトノベル民族の影響を受けていることが分かる。


果たして、ライトノベル大陸に平穏が訪れることはあるのか……!

*1:想像上の物質。存在は疑問視されている