WINDBIRD::ライトノベルブログ

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2014年、すべてのライトノベルはネットでのみ存在する

電子書籍を使えば、小説を長い巻物のように読めるんだよな。ページの切れ目なしで。電子書籍でも未だに改ページはあるんだろうか。だったら残念なんだけど。


改ページはあった方が良いか無い方が良いか、俺は無い方が良いと思う。ページをめくったときに飛び込んでくるインパクトは捨てがたいが、それよりも改ページによって表現が制限されることの方が痛い。京極夏彦は自分で段組をして、変なところで改行・改ページされないようコントロールしているらしいが。それも電子書籍を使えば必要なくなるかもしれない。


電子書籍ではイラストや動画などを利用できる。挿絵のない純文学などでは、これの恩恵を受けることが出来ない。つまり、電子ブックにはライトノベルが最も適しているということだ。ライトノベルは、ケータイに進出するより、まず電子書籍に進出してくれればいいと思う。


それか、機械を使って書籍を再現するという方向は諦めてしまうとか。媒体には紙を使って、HMDなどを使ってデジタル的なデータをそこに重ねる。無理かなぁ。


参考↓
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20100933,00.htm


そういえば昔、こんなことも書いていた↓
http://d.hatena.ne.jp/mizunotori/20051206/1133803168