このファンタジア文庫がヤバイ?
文芸誌の収支決算・ライトノベル系
元記事には電撃hpのデータが載ってないので(たぶん雑誌ではなく書籍扱いだからだと思いますが)単純に比較が出来ないのが残念ですが、まあ、いまのライトノベル業界が電撃文庫の天下だというのは、おそらく確実でしょう。
たとえば"2chライトノベル板大賞2005下半期"。
電撃の作品は、堂々一位の『ある日〜』を筆頭に、同率三位の2作品、9位、同率11位の2作品、同率19位の2作品と、あわせて7作品が入賞。
一方、富士見ファンタジアの作品は、5位と8位と15位の、あわせて3作品しかランクインしていない。しかもそのうちの二作品は、ベテランの久しぶりの新刊だという。
かつては地雷レーベルの名を欲しいままにした富士見ミステリー文庫でさえ、同数の3作品が入賞しているというのに。そのうち富士ミス>富士見Fが定説になっちゃいますよ。…いや、すでに(ry
いくら2chのデータには偏りがあるとは言え、富士見ファンタジア文庫の人気に翳りが見えてきているのは事実でしょう。
事実上、看板作品といえるのは『フルメタル・パニック!』くらいだろうし、必死になって看板にしようとしている『BBB』だって、アニメ化しても人気に火がつくかどうか…。
『スレイヤーズ!』がマンネリ化し、『オーフェン』が終わり、『捨てプリ』が終わり、記念すべき十五番目の新人たちには「不幸四葉」という不名誉なあだ名が贈られ、中堅作家とのトラブルがネットに広まって…。
でも、具体的にはいつごろから勢いがなくなったんだろう。
識者の意見を求む。
富士見Fはここで意地を見せるか、それとも…?