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WINDBIRD

ライトノベルネタブログ

ライトノベルのタイトルはこうしろ!

book ライトノベル

まずは以前まとめたデータをリサイクルして、ここ一年の電撃作品のタイトルを分類してみる。


シリーズ名とサブタイトルのどちらを基本とするかで迷ったけど、結局シリーズ名で統一することにした。例えば、「開かれた密室」とかは「φシリーズ」で統一している。実際には「シリーズ」は抜いて「φ」とだけ書いてあるので注意。 


それと、上位三番目までに入ったことのあるシリーズには色が付いている(以下、「色付き」と呼称)。それぞれの表の後ろについている分数は「色付きの数/総数」をあらわしている。


ではどうぞ。


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すべてアルファベットや数字

12DEMONS 9S F
Hyper Hybrid Organization Missing nerim's note
SAKURA in Pale Rose Bump TAKE FIVE WW
φ

1/10


すべてひらがな

いぬかみっ! かしまし じーちゃん・ぢぇっと!
でぃ・えっち・えぃ

1/4



すべてカタカナ

アガルタ・フィエスタ! アスラクライン アルティメットガール
インサイド・ワールド ウィザーズ・ブレイン カスタム・チャイルド
ガンズ・ハート キーリ サンダーガール!
シャドウテイカー ジョイン! シリアスレイジ
スターシップ・オペレーターズ ストロベリー・パニック! デュアン・サークII
デュラララ!! トリックスターズ ブギーーポップ
ルーン・ブレイダー! ルナティック・ムーン レジンキャストミルク

5/21


すべて漢字

越佐大橋 鬼神新選 私立! 三十三間堂学院
七姫物語 絶望系 絶対少年
爆裂天使

0/7


ひらがな+カタカナ

ヴぁんぷ! とらドラ! はにかみトライアングル

0/3


カタカナ+漢字

山姫アンチメモニクス 絶世少女ディフェンソル 電撃!! イージス5
憂鬱アンドロイド フォーチュン・クエスト

1/5


ひらがな+カタカナ+漢字

お留守バンシー 哀しみキメラ 撲殺天使ドクロちゃん

3/3


二つの単語が助詞で接続

イリスの虹 キノの旅 しにがみのバラッド。
ダビデの心臓 とある魔術の禁書目録 ビートのディシプリン
ぼくと魔女式アポカリプス リリアとトレイズ わたしたちの田村くん
我が家のお稲荷さま。 骸骨ナイフでジャンプ 奇蹟の表現
座敷童にできるコト 灼眼のシャナ 終わりのクロニクル
小さな国の救世主 先輩とぼく 想刻のペンデュラム
断章のグリム 天空のアルカミレス 天使のレシピ
殿様気分でHAPPY! 二階の妖怪王女 乃木坂春香の秘密
彼女は帰星子女 狼と香辛料 黎明の戦女神

12/27


三つ以上の単語が接続

カレとカノジョと召喚魔法 ボクのセカイをまもるヒト ユメ視る猫とカノジョの行方
ゆらゆらと揺れる海の彼方 夏月の海に囁く呪文 空ノ鐘の響く惑星で
護くんに女神の祝福を! 最後の夏に見上げた空は 白人萠乃と世界の危機
半分の月がのぼる空

3/10


主語+述語

オレ様はワルガキッド 神栖麗奈は此処にいる 想いはいつも線香花火
天国に涙はいらない 僕らはどこにも開かない 麒麟は一途に恋をする

0/6


その他

ある日、爆弾がおちてきて 世界の中心、針山さん

0/2


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これを見ると、「二つの単語が助詞で接続」されたタイトルがかなり強いことがわかります。総数が多い上に、その半分近くを色付きが占めています。


「すべてカタカナ」のタイトルなどは総数は多いものの、色付きは5作品しかなく、いまいち人気が出ていません。


「三つ以上の単語が接続されたタイトル」は健闘しているものの、三割では少々ものたりない結果です。


「すべてアルファベット」や「すべて漢字」が振るわない結果である一方、「ひらがな・カタカナ・漢字」を組み合わせたタイトルはなかなか好成績です。ただし、三作品のうち二作品が新人の作品であることは考慮しなければならないでしょう。


つまり、「○○の××」とか「○○と××」という形式で、さらに「ひらがな・カタカナ・漢字」を組み合わせたタイトルが良いということでしょう。というか、「の」とか「と」が入っている時点で「ひらがな」はクリアしているので、重要なのは「カタカナと漢字」を両方とも入れることですね。




次に、これらのタイトルで使われているアルファベット・ひらがな・カタカナ(漢字はさすがに除外)をカウントしてみました。これにより、どの文字を使えばいいのかがわかるはずです。


文字の大小は無視。


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A:7 B:2 D:2 E:8 F:2 G:2 H:3 I:10 K:2 L:1 M:4 N:7 O:5 P:5 R:6 S:7 T:3 U:2 V:1 W:2 Y:3 Z:1


あ:3 い:9 え:3 お:3 か:4 き:2 く:6 こ:1 さ:3 し:5 す:1 た:3 ち:5 つ:3 て:2 と:12 な:3 に:10 ぬ:1 の:31 は:9 ま:3 み:4 も:3 や:2 ゆ:2 ら:5 り:1 る:9 れ:1 ろ:0 わ:2 を:3 ん:6 が:4 げ:1 じ:1 ぢ:1 で:5 ど:1 ぼ:3


ア:11 イ:22 ウ:2 エ:3 オ:3 カ:8 キ:5 ク:12 コ:1 サ:3 シ:7 ス:14 セ:1 ソ:1 タ:6 チ:3 ツ:8 テ:3 ト:11 ナ:3 ニ:3 ノ:4 ハ:1 ヒ:1 フ:4 ミ:2 ム:4 メ:4 モ:1 ヤ:5 ユ:5 ヨ:3 ラ:10 リ:10 ル:14 レ:10 ロ:4 ワ:2 ン:19 ガ:5 ギ:1 グ:2 ザ:1 ジ:7 ズ:5 ダ:3 デ:6 ド:10 バ:2 ビ:2 ブ:3 ベ:1 ボ:1




色付きに限定したカウント


あ:1 い:1 お:2 か:1 が:2 が:1 き:1 く:2 さ:1 し:2 ち:1 で:2 と:3 に:3 ぬ:1 の:14 ぼ:1 ま:1 み:3 や:1 り:1 る:3 わ:1 を:1 ん:2


ア:3 イ:3 エ:1 オ:2 キ:3 ギ:1 ク:5 グ:1 コ:1 サ:1 シ:6 ジ:1 ス:3 ズ:2 タ:2 チ:1 ツ:3 デ:2 ト:4 ド:2 ナ:1 ニ:1 ノ:1 バ:2 ビ:1 ピ:1 フ:1 ブ:1 プ:3 ペ:1 ポ:1 ム:1 メ:1 ヤ:1 ユ:2 ラ:2 リ:6 ル1 レ:4 ロ:2 ン:4


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アルファベットでは「U」を除く母音、そして「N」「S」「R」といったところが多いのでしょうか。


ひらがなでは「の」がダントツ。「○○の××」の「の」ですね。続いて「と」「に」「は」と、やはり助詞が多いことがわかります。それ以外では「い」「る」などが多いでしょうか。


カタカナは意外にも「イ」がダントツ、続いて「ス」「ル」「ト」などが多いですね。


色付きに限定すると、ひらがなはやはり「の」が突出していて、「は」が消滅。つまり、「は」を使うと売れないってことですか。


カタカナは「イ」が激減し、代わりに「ク」「シ」「リ」などが伸びているという。こっちは「イ」が入っていると売れない。


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以上から導き出される結論。


「○○の××」という形式。「ひらがなだけ」「カタカナだけ」「漢字だけ」は避け、カタカナと漢字を折り混ぜる。カタカナは「ク」「シ」「リ」を使い、「は」と「イ」は厳禁。


よって、最も売れるライトノベルタイトルは――


『シリの穴』


とかですか。


やべえ、やっぱ時代はボーイズラブなのか。