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http://d.hatena.ne.jp/USA3/20060522#p2

たとえ月に3冊しか本が出なくても、それがすべて良質の作品であれば読者は満足するでしょうし、月100冊刊行されたところですべて駄作であれば残るのは不満だけでしょう。

1日1冊読むとして、月に3冊しか出ないなら3日しか保ちません。それでは満足できないですね。その三冊が10日にわたって繰り返し読ませるほどの面白さを持っているなら話は別ですが。
また、月100冊刊行されて全て駄作だということは考えにくいでしょう。粗製濫造を防ぐのは当然の大前提であって、ここでは考慮すべきでないことです。(粗製濫造さえなければ)全体が増えれば良作も増えるのは当然であり、だから私は刊行点数の拡大には素直に賛成したいですね。

「漫画」と「小説」というメディアとしての明確な違いがある以上、消費を考えるという観点から語る際には、それぞれのメディアにおける基準を用いるべきだと思います。

ライトノベル」には挿絵があり、独自の文体があり、独自の文化があります。敢えて言うなら「消費されやすいように変形した小説」であり、メディアとしても一般的な小説とは違うものだと思います。そして、ライトノベルの内容は、漫画やアニメなどと同じオタク的コンテンツです。漫画やアニメなどと同じくガンガン消費されていくものだと思いますが。

刊行点数が際限なく増える

とは書いてませんので。「『漫画と同程度まで新刊を増やす』とまでは言えませんが、とりあえずまだもう少し拡大していってもいい」です。

「世界で一番美しいライトノベル雑誌」

出版業界のことなんてわかんないし、細かいことを考えずに思いつくまま書いてみただけです。ネタ半分と思っていただければ。まあ、タイトルからしてネタですしね。ただ、新たにライトノベル読者を増やすためには気軽に読めるような雑誌を作ればいいのではないか、と思ったところだけは本気です。