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ライトノベルネタブログ

天才美少女の描き方

俺は天才キャラとか大好きです。それが美少女なら言うことはありませんね。


よく言われることに、「天才は天才にしか描けない」、つまり作者が天才でないかぎり天才キャラを描くことはできない、というものがあります。天才の思考は天才にしか分からないということですか。じゃあ天才キャラって誰も書いてないのかと言えばそんなことはない。いろんな作品で天才キャラが描かれている。かといって、別に作者が天才なわけでもない(と思います)。なんやかんやで天才キャラはどう描かれているのか。適当に分析してみようではないですか。


それと、天才って言っても「芸術の天才」とか「スポーツの天才」とかいろいろありますが、今回は単純に知能系で。さらに具体的な定義は敢えてしない。余計にややこしくなるだけだから。考えるな、感じるんだ。


まあ、主なサンプルはラノベになるわけですが、そこらへんは俺の読書遍歴の偏りのせいですので平にご容赦。

コンピュータ型

高速演算、並列処理、超記憶、極限まで論理的思考。


例:
真賀田四季すべてがFになる*1

特殊能力型

天才っていうか超能力者。


例:
テレサ=テスタロッサ(『フルメタル・パニック!』)
鈴藤小槙(『消閑の挑戦者』)

精神異常型

うーん、異常というより、天才ゆえの感性のズレ、かな。
人がしないことを平気でする、人がすることを恐がってしない、とか。


例:
玖渚友(『戯言シリーズ』)

早熟型

まさに天才「少」女。飛び級とか、それっぽい。
あと、20歳すぎたら凡人ってのも。聞くところによると、天才数学者は理論の基礎を全て10代のあいだに構築していることが多いらしい。その基礎を20代でまとめて業績を残し、30代では鳴かず飛ばず。泣けるね。


例:
穂瑞沙羅華(『神様のパズル』)*2
ベッキー(『ぱにぽに』)本名なんだっけレベッカ宮本だそうです。
燈馬想(『Q.E.D.*3)男だけど。

結局のところ

単に天才性を表すだけなら、作者が一時間かけた思考を天才キャラに一秒でこなさせればいい。たとえば桁数の多い計算を一瞬で解かせるパターン…というのは、もはやお約束すぎて陳腐ですが。


では、発想の部分はどうなのか。というか、天才は誰にもできない発想をするからこそ天才なのではないか。「天才は天才にしか描けない」というのも、発想だけは真似できないからではないか。…結局、定義論に陥ってる気がする。


脳味噌の中に、たとえば「A」という思考と「B」という思考があり、その2つがある日ある時ある場所でフッと繋がるのが「ひらめき」だとする。凡人のひらめきでは「A」と「B」が繋がる。天才のひらめきでは「A」と「P」が繋がる。あるいは「A」と「わ」が繋がる。あるいは「A」と「饅頭」が繋がる。あるいは「A」と「パルルピルプ」が繋がる。そうして、隔たりのある思考同士が繋がる人間を「天才」と呼ぶのではないか。


と仮定すると、思いつく限りの単語を紙に書いて、その中からランダムにいくつかの単語を選択し、それらの単語を組み合わせて一つの思考を作り上げれば、ある程度は天才の発想を模倣できるのではないか。


と思ったけど実際にそれをやってる人がたくさんいそう。なんとか発想法とかそんな感じで。

ああ

天才なんてフィクションの中にしかいないのかも。

*1:美「少」女じゃないなぁ

*2:このエントリを書こうと思ったのには、この作品を読んだからという物凄い単純な理由があったりする

*3:漫画の方ね