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ライトノベルネタブログ

米澤穂信講演会のレポートっぽいもの

はじめに

参加者は150名を軽く超えていた模様。部屋いっぱい。「この中にid:○○やid:××が…」とニヤついてた俺はてな脳。


大きく分けて「講演会」「質問会」「抽選会」「サイン会」の4部構成。「講演会」はの中のいくつかの質問に米澤穂信が答えるという形式。「質問会」は講演会参加者の中から質問を募って米澤穂信が(ry。「抽選会」では文庫版『さよなら妖精*1を五名の方にプレゼント。


全部を書くのは面倒なので、気になったところだけピックアップ。米澤穂信の発言部分は引用記法で括っていますが、編集してあるので実際の発言とはかなり異なります。正確さは期待しないでください。っていうか真面目なレポートじゃないんで、そういうのを求めている方は他のブログを見て回った方が良い結果を得られるのではないかと思われます。

ライトノベルについて

ラノベレーベル以外から出すようになってミステリ読みや女性の読者が増えたが、彼らとライトノベルの読者層は違う。また書きたいとは思うが、現在は書ける状況ではない。

既得の読者を強く意識してらっしゃるようでした。「日常系ミステリばかり書いているから、いきなり殺人事件を扱うと読者が戸惑うんじゃないか」というような発言もありましたし。個人的には気にしないんですけど、読者の中にはそういうことを気にする人もいるんでしょうね。

挿絵はライトノベル特有のもの。挿絵を利用すればライトノベルにしかできないミステリが書けるはず。

…うーん、作者と絵師の連携って、読者が思っている以上に難しいのかな。

日常ミステリについて

日常に生きる人は、手間をかけて大仰なトリックを仕掛けたり、些細な謎を突き詰めたりはしない。そこが難しい。ミステリの世界はいわば「ミステリー時空」。古典部シリーズの主人公などは日常側の住人なので、彼を「ミステリー時空」に引きずり込むためのキャラ(=千反田える)が必要になる。

なんとなく高瀬時空を思い出した。

作者に似ているキャラクターは福部里志

ただし「データベース」ではないとのこと。
データベースじゃない里志って……いやなんでもないです。

青春について

高校生のときには、自分にも高校生らしい「万能感」があった。大学になってインターネットに繋ぐようになった。ネット上のあちこちに化け物がいた。orz。

そうそう。ネットには怪物がいっぱい。やんなっちゃうね。

『古典部』と『さよなら妖精』の対応

これは私が出した質問なので、取り上げていただいて嬉しかったです。

折木→守屋
千反田→白河
福部→文原
摩耶花→白河と文原に分散
太刀洗は古典部バージョンの時にはいなかった。新しく出したキャラ。
マーヤは千反田の家に居候していた。
白河の名前当てクイズは、元は千反田の名前でやる予定だった。
ラストの守屋とセンドーが対峙するシーンは付け加え。

千反田の名前の由来は「得流」?
流が留なら重複だ。

日常ミステリについて その2

ミステリとしてのガジェットを意識するあまり、ガジェットを使うことに照れがある。

つまりツンデレ……と。

新作「インシテミル(仮題)」について

ガジェットへの照れを取り払って、ガジェットを多用した作品。

つまりデレデレ……と。

「折木」という名字の由来

一人称が「俺」だから。

他には「渡木」とか「割木」とか「珍木」とか「摂社木」とか?

表紙のイラストや写真について

氷菓』の場合、レーベル(=角川ミステリー倶楽部)の方向性を決める作品だったので、編集部の意向が強かった。『愚者』を出したとき、ミステリー倶楽部はスーパーブースト計画レベルの方向転換の真っ最中だったので、これまた編集部の意向で絵師が選ばれた。

一番笑った。富士ミスて。

まんたんブロードについて

現状ではショートショートを発表する媒体がない。そんなとき、まんたんブロードから「ショートショートっぽいの書いてほしいんですけど」と依頼があったので「おk」と引き受けた。

ショートショートっていまや迫害されてるんですかね…。
って、私はショートショート全盛の頃を知らない世代ですけど。

桜庭一樹について

さ、桜庭さんとは担当の編集者が同じだけなんだから!
勘違いしないでよねっ!

発売から5年を経た今でもひとり寂しく『カルドセプト』を遊んでおられるそうですが…

寂しくありません。

ロマサガについて

ガラハドは殺さなかった。

そのあと

サインしてもらうための本を持ってきてなかったので、そのまま帰宅の途に。あれから何か面白いことがあったでしょうか。私、気になります*2
…『さよなら妖精』の文庫版、欲しかったなぁ…。

*1:米澤穂信が用意したもの

*2:だったら残っとけよ