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パピヨン問題

一つ前のエントリに対して、「パピヨン」一人歩きの始まりと書かれてしまい、「もしや俺はパンドラの箱を開けてしまったのか…?」と戦々恐々としていたのですが、そうこうしているうちにid:kim-peaceさんが「パピヨン」について解説を書かれていました。せっかくなのでid:kaienさんの解説と並べてみましょう。


平和さんの解説→「パピヨン度とは対象の作品にパピヨンっぽいキャラが活躍しても不思議ではない度合いを表す」


海燕さんの解説→「パピヨン」とは「作者の自己陶酔が深いように見える作品」


…あれ? この二つ、「個人の解釈の違い」とかいうレベルを超えて、全くの別物であるように感じるんですが。


平和さんの定義でいけば、「パピヨンな作品」というのは『バッカーノ!』みたいな作品なんですよね。うん、あの作品内でパピヨンマスクの怪人が暴れても全く違和感がないと思います。でも『バッカーノ!』の作者・成田良悟が自己陶酔してるかというと…?


しかし、平和さんの解説を聞くと、海燕さんの解説では腑に落ちなかった部分の説明がつくんですよ。というのは、『武装錬金』も、そして「蝶人パピヨン」も、私には自己陶酔が深いようには見えないからです。「パピヨン」の由来が『武装錬金』だという話を信じるなら、個人的には平和さんの定義の方が納得いくかな、という気がします。


よし、私は平和さんを支持しましょう。というわけで前のエントリのことは忘れてください。あれは何かの気の迷いでした。


あ、もちろん当ブログでは「パピヨン」への造詣が深い方の意見を常にお待ちしております。「それで『パピヨン』を理解したつもりか…?」「俺が『パピヨン』の奥深さを教えてやるよ…!」という方はお気軽にコメントを残していってください。よろしくお願いします。


追記。
http://blog.livedoor.jp/hikarus225/archives/50719680.htmlid:trivialさん経由)
杉井光さんから真相っぽいものを教えていただきました。ありがとうございました。
火目の巫女』は2巻で購入停止してたんですが、また買わせていただきます。


えーと…。
ごめんね、平和さん。
僕たち、やっぱりわかりあえないようだよ。