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WINDBIRD

ライトノベルネタブログ

小説を書くのとイラストを描くのってどっちが難しい?

memo

商業レベルの話ではなくって素人レベルの話なんですけどね。たとえば誰かが創作デビュー*1したいと思ったとき、ぱぱっとイラストを描いて「僕は角煮板の神になる!」となるのか、それともぱぱっと小説を書いて「僕はエロパロ板の神になる!」となるのか。
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問題提起だけしておいて誰かに拾ってもらうのもいいんだけど、とりあえず自分の中での印象を簡単に書いておきます。


イラストの場合、誰もが最初は上手く描けない。けれど練習をすればするほど、どんどん上手くなっていきますよね。努力が報われるというか。細く長いトンネルが続いていくイメージ。「イラストンネル」って名前を思いついたけど誰も使わないだろうな。


小説の場合、それっぽいものは誰にだって書けるんですね。だって普段から日本語を使って言葉を紡いでるんだから。そしたらあとは、小説を書く上でのいくつかのルールを覚えて、ちょろちょろっと練習したら、小説を書くのに最低限の文章力を、誰もが身に付けることができる。広くて短いトンネル。…「テキストンネル」だな。


で、ここまではテクニックの話。森博嗣が言ってたんだけど、創作にはセンスとテクニックが必要らしい。いや必要なんだ。必要なんです。さて、ここからはセンスの話。


イラストの場合、テクニックを高めればそれが売りになる。だって細く長いトンネルを抜けられる人が少ないんだもん。だから素人レベルではセンスが問題にならない。センスが問題になるのは、それこそ商業誌とか、そういうもっとハイレベルな世界の話。


小説の場合、トンネルを抜けた先での勝負になる。ある程度のテクニックは誰でも獲得できるから、必然的にセンス勝負になる。もちろんプロ作家の中には圧倒的な文章力だけで読者を魅了できる人もいるけど、それは異次元の話。


んで。


素人がパッと見でイラストを判断するとき、テクニックがないって致命的なんですよ。基本的に素人審査ではセンスは評価対象外なわけですから。でも、それなりのイラストは練習しないと描けない。練習が必要だということを考えると、イラストを描く方が難しいのかなぁ、と思ったり。どうでしょうね?


追記:図解してみた

左が小説、右がイラスト。小説では「テクニックのトンネル」をすぐに抜けられるから、センス平原(センスのないネーミングだ)で決着をつけることになる。イラストでは「テクニックのトンネル」から抜けられなくて、その中での戦いになる。…逆にわかりにくいかな。

*1:not商業デビュー