WINDBIRD::ライトノベルブログ

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ライトノベル読者は5つのタイプに分けられる

5タイプ

求道者
流行にながされず、ひたむきに我が道を邁進する。作家買いやシリーズ買いが多く、新規開拓には消極的。


蒐集家
積読の山を高くすることに情熱を燃やす。買った時点で満足してしまい、手にとって読むことはあまりない。


天邪鬼
流行を嫌い、マニアックな作品を好む。誰も推さないような作品を異様にプッシュする。


十傑衆
すすんで地雷原へ飛び込む熱き男たち。というか地雷依存症。もう普通のじゃ満足できない。


毒舌家
何を読んでも満足できず、「駄作」「糞」「地雷」が口癖になりつつある。でも何だかんだ言いつつ読むのをやめない。ツンデレ。

タイプ別のオススメライトノベル

求道者

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

シリーズ物と言えばこれですよね。私は読んだことありませんが。このシリーズを全巻揃えている人は、気合の入った蒐集家か、でなければ求道者だけだと思います。頑張ってください。


蒐集家


ライトノベル厚さランキングを総舐めにする勢いのこのシリーズ。その最終巻は、驚異の1000P越え! 全巻揃えれば、あなたの積読の山は一気に成長することでしょう。(追記:もちろん積まないで読んだほうがいいに決まってますけどね。)
参考:http://www.interq.or.jp/venus/yasano/fantasy/list/longnovels.html


天邪鬼

ユメ視る猫とカノジョの行方 (電撃文庫)

ユメ視る猫とカノジョの行方 (電撃文庫)


天邪鬼タイプの周囲には「同好の士」というやつがいません。私も天邪鬼タイプなので、その孤独はわかっているつもりです。というか同じ天邪鬼なら私の気持ちを察してください。『ユメ視る猫とカノジョの行方』はオススメです。


十傑衆

マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 (スニーカー文庫)

マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 (スニーカー文庫)


今年なら、この『マキゾエホリック』あたりが地雷と名高いのかなぁ。『涼宮ハルヒ』のノリで『ネギま!』をやったと言えばわかりやすいですか。天邪鬼な私は普通にオススメしますが。


毒舌家

All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)

All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)


たぶん総合的に完成度の高い作品でないと毒舌家は満足しないはず。というわけで『ALL YOU NEED IS KILL』。「よくあるタイムループネタじゃん」とか「ガンパレのパクリかよ」とか言われそうですが。

転職のススメ

求道者になりたいあなたは
たまには「どうしても欲しい」というもの以外は買い控えてみましょう。切り捨てていけば、最後に本当に大切な作家・作品が見つかるはずです。そうして見つかった作家・作品に全てを捧げれば、あなたは既に立派な求道者です。


蒐集家になりたいあなたは
たまにはその月に出ている新刊をすべて買ってみましょう。資金がなければ、ひとつのレーベルに限定してもいいです。その戦利品を綺麗に積み上げて部屋の隅に置いておけば、あなたは既に立派な蒐集家です。


天邪鬼になりたいあなたは
ネットで評判になったもの、特にアニメ化されたものは絶対に買わないようにしましょう。誰もプッシュしていない作品を見つけて、それを隅々まで読み込み、その作品を心から愛するようになりましょう。それができたとき、あなたは既に立派な天邪鬼です。


十傑衆になりたいあなたは
富士ミスの既刊をすべて買いましょう。


毒舌家になりたいあなたは
適当な作品を読んで、とりあえず本心とは違っても「駄作」と言ってみましょう。「○○はつまらない」とネット上に書き込むのが効果的です。「つまらない」「つまらない」と言ううち、本当につまらなく感じるようになったとき、あなたは既に立派な毒舌家です。