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2007年ライトノベル個人的ベスト10

1. 『幽霊列車とこんぺい糖 メモリー・オブ・リガヤ』木ノ歌詠/富士見ミステリー文庫

2007年の百合ラノベ最高傑作。
少女ふたりのダークでクレイジーなひと夏の物語。
百合好きなら必読。

2. 『ぼくと魔女式アポカリプス2 Cradle Elves Type』水瀬葉月/電撃文庫

現代で学園で異能な、魔法使いたちのバトルロイヤル。
鬱になりたい人は是非。

3. 『みすてぃっく・あい』一柳凪/ガガガ文庫

みすてぃっく・あい(ガガガ文庫 い 3-1)

みすてぃっく・あい(ガガガ文庫 い 3-1)

  • 作者:一柳 凪
  • 発売日: 2007/09/19
  • メディア: 文庫
百合でSFでミステリな作品。
登場人物は少女のみ、みんな病んでて、そして修羅場満載。
そんな俺の好物ばっかり盛り込むなんて卑怯すぎる。
平行世界やら時間のループやらが好きな人にもオススメ。

4. 『時載りリンネ! 1 はじまりの本』清野静/角川スニーカー文庫

スニーカー期待の大型新人。
児童向けファンタジーライトノベル
隅々まで手入れの行き届いたような、雰囲気が素晴らしい作品。

5. 『カッティング 〜Case of Tomoe〜』翅田大介/HJ文庫

カッティング ~Case of Tomoe~ (HJ文庫)

カッティング ~Case of Tomoe~ (HJ文庫)

青春恋愛サスペンスSF風味。
ヒロインの「憎悪→いじめ→デレ」のコンボが強烈すぎる。
前作『カッティング 〜Case of Mio〜』とあわせてどうぞ。

6. 『ラビオリ・ウエスタン』森橋ビンゴ/ファミ通文庫

ラビオリ・ウエスタン (ファミ通文庫)

ラビオリ・ウエスタン (ファミ通文庫)

森橋ビンゴ渾身の一作。
美女と美少女の殺し屋コンビが人とかバンバン殺しちゃったりする話。

7. 『塔の町、あたしたちの街』扇智史/ファミ通文庫

またまた百合。
異能あふれる街を舞台に、元ヤンな主人公が親友と痴話喧嘩する話。
この人は少女同士の喧嘩を書くのがたまらなく上手い…。

8. 『BITTER×SWEET BLOOD』周防ツカサ/電撃文庫

コバルト文庫から出ていたとしても違和感ないくらい少女漫画している作品。
クールで意地悪で上半身裸になったりするイケメンが好きなら買いですよ奥さん。

9. 『アキカン! 4缶めっ』藍上陸/集英社スーパーダッシュ文庫

萌え・燃え・鬱・ギャグを見事に使い分ける万能選手って感じ。
筆は速いし、絵師との連携も抜群。
いま最も勢いのある作家の一人だと思う。

10. 『“文学少女”と慟哭の巡礼者野村美月/ファミ通文庫

今年のヤンデレNo.1は美羽様だと思うんですけどいかがでしょうか。
ああ、もっと美羽様の活躍を見たかった…。


以上。
今年はありがとうございました。
来年もよろしくおねがいします。