ぼくと魔女式リストカット
わたしとキズタカの前に突然現れたこれが、ひとつの大きな「ロリコン」の話なの。クラスの副委員長でしかない少女の誘拐という何の変哲もない「事件」から生まれたのが、無意味な「豚」のロリコンなの──。
閉じ込められたのが魔法使い達なの。長崎からの脱出を賭けて行われるのが、魔法を代役としたスタンドバトルなの。それらの存在を知った彼の横で、ナイスバディの美女となったわたしは戦うの。そして戦うために行い続けるの。哀しい微笑で、哀しい自傷を。
「ロリ」と「お姉さん」が混濁し、わたしたちの眼前に残ったのは、ただ安全ピンみたいな──
《萌えキャラ殺し》と名高い作者が贈る新作！
ぼくと灼眼式フレイムヘイズ
これは、ぼくと彼女の前に突然現れた、ひとつの大きな「メロンパン」の話だ。炎髪灼眼の討ち手でしかない少女の行きつけという何の変哲もない「パン屋」から生まれる、無意味に「カリカリモフモフ」のメロンパン──。
変態ばっかりの紅世の徒達。初恋の成就を賭けて行われる、ぼくを巡る争い。それらの存在を知ったぼくの横で、アラストールのフレイムヘイズとなった彼女は戦う。そして戦うために食べ続ける。哀しい微笑で、大きなメロンパンを。
「シ」と「也」が混濁し、ぼくたちの眼前に残ったのは、ただ影の薄い──
本当は男同士のメカ・バトルを書きたい作者が贈る新作！
ぼくと宇宙人式対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェイス
これは、ぼくと彼女の前に突然現れた、ひとつの大きな「眉毛」の話だ。クラスの委員長でしかない少女からの呼び出しという何の変哲もない「普通」から生まれる、無意味に「ナイフ」を持った眉毛──。
宇宙人な同級生達。ハルヒの殺害を賭けて行われる、SQLを使用した争い。それらの存在を知ったぼくの横で、SOS団の団員となった彼女は戦う。そして戦うために行い続ける。哀しい部室で、哀しい読書を。
「レンズ」と「フレーム」が消滅し、ぼくの眼前に現れたのは、ただ萌え萌えな──
最近は髪の生え際が気になる作者が贈る新作！
ぼくとシオン式ハルマゲドンシフォン
これは、ぼくと彼女の前に突然現れた、ひとつの大きな「鬱」の話だ。【全一】の虚軸でしかない少女の腹部という何の変哲もない「四次元ポケット」から生まれる、無意味で「絶叫」の鬱展開──。
滅びた虚軸達。『カドー・ドゥ・アンジュ』のプリンを賭けて行われる、虚軸を代役とした争い。それらの存在を知ったぼくの横で、美少女型のドラえもんとなった彼女は戦う。そして戦うために取り出し続ける。大きな鋏と、大きな剣を。
「鬱」と「萌え」が混濁し、ぼくたちの眼前で死んだのは、ただ無慈悲な──
電撃の黒い太陽が贈る新作！
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元ネタ↓
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/archive_bunko/bunko0602.php#14
http://d.hatena.ne.jp/REV/20060304#p8
