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ライトノベルうろ覚え王決定戦

http://d.hatena.ne.jp/ni-to/20060614/1150306706
はげどう。特に『空鐘』みたいな、「キャラたくさん」かつ「ストーリーつながってる」シリーズは悲惨。毎巻、必死こいて思い出してる。やっぱり全てのライトノベルには「キャラ紹介」と「これまでのあらすじ」をのっけるべきですよ。編集部の中の人よろしくお願いします。


というだけではせっかくのトラックバックがもったいないような気がするので、ちょっと話を発展させてみる。


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「内容を覚えているかどうか」は作品を評価する際の良い基準になるのではないか、という説。たとえば、一年前に読んだ作品の内容をどれだけ覚えているか、みたいな。よく覚えてる作品ほど自分の中では評価が高い、みたいな。結構おもしろいかも。


一年前の今日に読んだ本は、http://d.hatena.ne.jp/mizunotori/20050615*1によると3冊。それぞれの内容を記憶だけを頼りに*2思い出してみる。当然ネタバレになると思うので注意。


  • シャドウテイカー5 ドッグヘッド:三上延

シリーズが完結した巻。前半はほとんど覚えてない。とりあえず彼方タンが復活したはず。んで、なんかレインメーカーとかなんやらかんやらで裕生ちゃんがカゲヌシになって、彼方タンはツンデレしながら消える。葉の記憶はなくなったままだっけ。みちるが可哀相だったような気がする。

電波少女・松澤小巻と一緒にトラックを走るハイテンション少年・田村くん。そんなこんなで、松澤のおばあちゃんが亡くなって、松澤は遠くへ行ってしまう。夜の校庭で電波話に明け暮れつつ、お互いの愛を確かめ合う二人。松澤が引っ越した後、襲来するツンドラ(notツンデレ)少女・相馬。なんか仲良くなる。工事現場から中学校を見たり。青い果実が大人の魅力を放つ。しかし、届く手紙。「相馬さんって、誰?」。巻末に高なんとか兄妹の馬鹿話収録。

関東大震災でみんな大変。涼さんとかも気丈に振舞いつつ、やっぱり太一くんに精神的に頼っている。これぞツンデレ。あー、犯人側のキャラを全然覚えてないや。川に水汲みに行ったのがどうとかいう話があったはず。犯人は女の人で、でもその姉かなんかが真犯人で、それをエピローグに骸惚先生に見抜かれてたのが、『○絡婦の理』のパクリだって言われて叩かれてたけど、それ以上に擁護が多くって、俺もあとで『○絡婦の理』を読んだけど、まあどっちも面白いやっていう感想だった。ちなみに、『○絡婦の理』は別に伏字じゃなくて、単に作品タイトルを覚えてないだけ。『女絡婦の理』…じゃなかったよな。なんだっけ。



…となると、『田村くん』がいちばん記憶に残っているような気がする。エピローグの瞬間最大風速だけなら『骸惚』がめちゃくちゃ印象に残っているんだけど。


とりあえず俺の中では、

田村くん>骸惚>>影取

ってことなのかな。


うわ。自分で提唱しといてなんだけど、これけっこう微妙だ。



追記:
『絡新婦の理』だった。

*1:あ、あんまり見ないで。恥ずかしいから。

*2:もちろんリンク先の感想文も読んでませんよ