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オタクとファンの違いについて

はてなダイアリーというタイトルだけ見て思ったこと。
個別の作品を見ている人はファンで、それが全体を俯瞰するようになってオタクになるんじゃないか。つまり、「谷川流の作品が好きです! 次の新刊はいつ出ますか?」という人がファンで、「とりあえず気になった作品は全部買ってますが、いままで読んだ中では谷川流が好きですね」という人がオタク。
こんな感じ↓




はてなダイアリーを読んだあと思ったこと。
とりあえず、エロゲやライトノベルは点数が少ない分、俯瞰がしやすい。漫画やアニメは点数が多い分、俯瞰がしにくい。よって、漫画オタクやアニメオタクが減って漫画ファンやアニメファンが増えている。また、エロゲオタクやライトノベルオタクが増えている。そのあたりが、「最近のオタクは〜〜」といった話につながっているのではないか。


それと、

(ゲーム・漫画・ラノベから「オタク」になったアニメ視聴者は、)目の前の作品をしっかり観ずに、それを受けて自分の中に作った「作品世界」を見ているので、この「作品世界」を壊されるような情報は本能的に拒絶しているのではないか。

のあたりについて。
微妙にズレた話題なのだが、小説を読むとき、その映像を思い浮かべることができるか?に関して。「変換できる人」というのは脳内で音声までつけてしまっている。ライトノベルを読むときに「このヒロインのセリフは能登ボイスで読んでる」とか言ってる人もいて、完全に脳内世界を構築してしまっている。
で、そういう人は『ゲーム・漫画・ラノベから「オタク」になったアニメ視聴者』なのか?という疑問が。能登ボイスとか言ってるのって、アニオタかエロゲオタか声優オタじゃないのか。つまり、『アニメやエロゲから「オタク」になったラノベ読者』が、アニメによって脳内世界を壊されることにケチをつけているような。さらに、そういう人がアニメ視聴者に戻って、原作付きアニメだけでなくオリジナルのアニメを観るときにも脳内世界を構築するようになって、脳内世界を壊されて、ケチをつけて……うわ、なにこのスパイラル。