WINDBIRD::ライトノベルブログ

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今年のライトノベルのトレンドは邪悪っ娘!

「今年のトレンドって…今年の作品は2つしかねーじゃん!」という突っ込みは無しで。

未完の大器:篠宮礼菜

天空のアルカミレス

作者: 三上延
出版社/メーカー: メディアワークス
発売日: 2006/04
メディア: 文庫

ヒロインに嫉妬する幼馴染…とは世を忍ぶ仮の姿。その正体が明かされてからが彼女の本領発揮。いまはその邪悪さを垣間見せるだけだが、物語が進むにつれて、きっと更なる邪悪を身にまとってくれることだろう。その成長過程を見守るのもまた一興。

早熟の天才:トパーズ・ガーデュラン

ブルー・ハイドレード 〜融合〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ブルー・ハイドレード 〜融合〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ライトノベルで「腹黒幼女」と言えば彼女を置いて他にない。13歳にして悪魔的な頭脳を持ち、年上の少年をたぶらかし、自らの復讐のためにはあらゆる犠牲を厭わない。というか、むしろ積極的に犠牲を出しまくる邪悪さに乾杯。でも俺はソリカ・ハイレン派。

悪魔の計算機:長峰泉

甲斐甲斐しく主人公の面倒を見る美少女。目玉焼きはいつも黒こげなドジっ娘。よく落ち込むけれど、普段は元気いっぱい。…だが、それら全ては彼女の計算。いちどでも疑いをもってみれば、彼女のあらゆる言動・行動の端々から計算高さが見え隠れするはずだ。ああ、恐ろしい。

最凶の王女:リネア・タザリア

タザリア王国物語 影の皇子

作者: スズキヒサシ
出版社/メーカー: メディアワークス
発売日: 2006/07
メディア: 文庫

ここにきて彗星のごとく現れ、数多くの信者を獲得した「リネア様」。主人公をひたすら虐めぬくリネア様。主人公に優しくした侍女を(ネタバレ反転)階段から突き落として下半身不随にさせるリネア様。主人公が故郷に帰りたがっていることを知ればすぐさま(ネタバレ反転)その町を焼き払うリネア様。ああ、輝いてるよリネア様。心底ではデレデレなくせに、その好意を自覚していないところも可愛すぎる。もう絶対的なオススメ。超イチオシ。

おまけ

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))

一昨日読んだ漫画ですが、ヒロインが最高でした。