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去年の予想と今年のおさらい

クリスマスイブですが、別になにもありません。このままだと寂しいので、何か書いてみようと思いました。


去年の大晦日に書いた「来年のラノベ業界予想」。
http://d.hatena.ne.jp/mizunotori/20051231/1136017618
今年のまとめも兼ねて、いくつか結果を確認してみましょう。

弾が尽きてアニメ化ラッシュは一段落、ただし最初からメディアミックスを前提にしたシリーズがいくつかスタート。

去年の末ほどは「アニメ化予定作品」の話が入ってきてないけど。これで一段落なのかな。
メディアミックスを前提にしたシリーズというと何だ…ストパニとかか?

来年アニメ化しそうなの。GOSICK、現代魔法、禁書目録、乃木坂、されど、ムシウタ、バイト、伝勇伝、EME。この中から3、4作。これ以外から2、3作。あわせて5〜7作くらい。

はいはい大外れもいいところですね。

ハルヒのアニメは楽しみだ。

素晴らしかったです。

ライトノベル雑誌(電撃hpやドラマガみたいな)が創刊される。

ノベルジャパン

新人は小粒ながら、エロゲライター上がりがさらに増える。

狼と香辛料
エロゲライターは増えたような減ったような。

電撃は実験的な試みを控えめにし、今年のデータをもとに堅実なプランを打ち出す。

これは外れかな。まさか実写に手を出すとは思わなかった。電撃DS文庫とかもあるし。

富士見Fは原点回帰とばかりにベテランの尻を叩き、ファンタジー小説に力を入れるが失敗する。

これも外れ。むしろファンタジーには力を入れてない感じがする。「BBB」のアニメ化とか。

スニーカーはさらに衰退。ただしハルヒはバカ売れ。

怖いくらい当たっている。

富士ミスはいつもどおりの迷走してるんだか暴走してるんだかわからない方針で一定以上の成果を上げる。

これは堅実な予想なので、むしろ外れたときの方が怖い。

スーパーダッシュ文庫は今年の電撃みたいな実験的な作品作りに手を出しまくるが、やっぱり失敗する。ただし新人は相変わらず豊作。

実験をするほどの体力はないっぽい。去年のSDは元気あったのになぁ。でも新人は豊作だった。

ファミ通文庫は地味にいろいろやりそう。横のつながりでゲーム化とかしねぇかなぁ。

ゲーム化はMFJの方がやってましたね。ファミ通文庫は何かやってたっけ。

MF文庫Jはアニメ化ラッシュで精魂尽き果てる。一時的には盛り上がっても、それが次に繋がらない。

「次に繋がる」かどうかは来年の話ですが、今年に限ればちゃんと盛り上がりましたね。今年、いちばん頑張ったレーベルじゃないでしょうか。

新規参入レーベルはひとつくらいは潰れるだろうけど、残りは生き残る。さらなる新規参入もある。ただし業界の上位に食い込むほど成長するのはよくて一つ。残りは月2、3冊のペースで細々と。

いまのところ全部生き残っています。おめでとうございます。

ファウスト休刊

太田編集長は銀の箱に夢中。