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ラノベのあれこれをエロゲにたとえる話?

エロゲではヒット作の次回作の売り上げが伸びるけれど、ラノベの場合はそういう話をまず聞かない - REVの日記 @はてな
大元の話で言えば、エロゲは単発物を基調としているのに対して、ラノベはシリーズ物を基調としているという違いもあるかと。エロゲにおける「次回作の売り上げが伸びるパワー」は、ラノベでは「第二巻の売上げが伸びるパワー」に変換される。そして長々とシリーズが続くあいだに、「第○巻の売上げが伸びるパワー」はすっかり磨り減ってなくなってしまう。だから、作者の次回作にご期待するラノベ読者は少ないけれど、そのかわりシリーズ物を惰性で買い続ける読者は多いんじゃないかなぁ。


で。

なんていうか、同じ作者の、絵師が違う別シリーズは、同じブランドの違う絵師の作品、みたいな受け止められかたなんじゃないかな。

「同じ作者の、絵師が違う別シリーズ」よりも、「違う作者の、絵師が同じ別シリーズ」の方がそれっぽいと思った。そうすると元の話題からたっぷり逸れてしまうけど。


たとえば秋田禎信(←名前覚えづらい)の『魔術士オーフェン』とあざの耕平の『BLACK BLOOD BROTHERS』や、葉山透の『9S』と片山憲太郎の『電波的な彼女』などは、個人的に区別をつけづらい。これらの作品は、まさに「同じブランドの違うシナリオライターの作品」という感じ。


が、一方で、同じ絵師でもきちんと区別がつく場合がある。『まぶらほ』と『イリヤの空、UFOの夏』とか、『灼眼のシャナ』と『涼宮ハルヒ』とか。なにが違うんだろうな。あまりにも作風が違いすぎる、ということだろうか。エロゲにたとえれば、同じブランドでも「青春爽やか純愛物」と「愛憎ドロドロ陵辱物」とでは購買層が違う、みたいな感じ?