WINDBIRD::ライトノベルブログ

ライトノベルブログ

2007年上半期ライトベルサイト杯 投票

こっちに書くのは超絶久しぶりなのです。ラノサイ杯投票のために一日だけ更新です。
レギュレーション等は「keyword:2007年上半期ライトノベルサイト杯」を見るといいです。ついでに2chライトノベル板大賞2007上半期にも投票するといいですよ。


BITTER×SWEET BLOOD (電撃文庫)

BITTER×SWEET BLOOD (電撃文庫)

【07上期ラノベ投票/単発/9784840238472】
吸血鬼物です。恋愛物です。平凡な少女とツンデレ美少年がイチャつく話です。少女漫画っぽいです。キャラのふとした仕草とか、台詞とか、いちいちツボすぎる作品です。幼女の吸血鬼が宇宙崩壊級の可愛さを誇っています。そういうのが(どういうのが?)好きな人はすぐに買いにいくべきです。まじで。


リヴァースキス (電撃文庫)

リヴァースキス (電撃文庫)

【07上期ラノベ投票/単発/9784840238908】
TS物です。性転換物です。主人公はナチュラルに悪女です。元は男ですが。男ですが、萌えます。やはり、身勝手でわがままなくらいでないと、性転換物の主人公はつとまりません。ある日突然、主人公が女の身体になってしまって、さんざん周囲の男を振り回して、最後はキスを迫る。そんな話です。素晴らしい。


バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)

バニラ A sweet partner (スーパーダッシュ文庫)

【07上期ラノベ投票/単発/9784086303545】
百合です。ガチな百合です。二人の美少女が、連続狙撃事件を起こした挙句、校舎に立て篭もる話です。可憐な少女たちが死刑級の重犯罪を犯すという、背徳的な美しさに溢れた作品です。たしか、世間でちょうど立て篭もり事件が話題になってたころに刊行されたんだったと思います。超タイムリー。


ラビオリ・ウエスタン (ファミ通文庫)

ラビオリ・ウエスタン (ファミ通文庫)

【07上期ラノベ投票/単発/9784757733442】
美女&美少女の殺し屋二人組の話です。疾走感あふれる文体がグッドです。表面はポップでキュートだけれど、皮一枚めくればダークでシリアス、って感じです。単なるコメディだと思ったら裏切られるし、単にシリアスだと思っても裏切られる、そんな作品だと思います。


塔の町、あたしたちの街 (ファミ通文庫 お 4-4-1)

塔の町、あたしたちの街 (ファミ通文庫 お 4-4-1)

【07上期ラノベ投票/単発/9784757734234】
超能力で学園都市な話です。二人の少女の友情です。なんか『バニラ』といい『ラビオリ』といいヒロイン二人組の作品が多いなぁ。気のせいだろうたぶん。熱く口喧嘩するシーンが目白押し。素晴らしいです。このふつふつと煮え立つような感情描写が最高すぎる。大好きです。


ここまで単発部門。
続いて複数部門。


ぼくと魔女式アポカリプス〈3〉 (電撃文庫)

ぼくと魔女式アポカリプス〈3〉 (電撃文庫)

【07上期ラノベ投票/複数/9784840238830】
笑いあり涙ありエロあり鬱ありの魔法少女バトルロイヤル。まともな人ほど早く死んでいく恐ろしい作品。まともじゃない人もたくさん死んでいく恐ろしい作品。読者を暗黒の淵に叩き込みつつ、最後には感動的なシーンも描いてみせるとこが憎いですね。「売れれば続きが出る」という事実上の戦力外通告をされたそうなのですが…まあいつまでも続きを待ちますよ。


薔薇のマリア〈7〉SINBREAKER MAXPAIN (角川スニーカー文庫)

薔薇のマリア〈7〉SINBREAKER MAXPAIN (角川スニーカー文庫)

【07上期ラノベ投票/複数/9784044710101】
ダンジョン探索型RPG型ファンタジー小説。いまのスニーカー文庫の中では『ムシウタ』と並んで勢いがあるんじゃないかなーと思います。秘密のダンジョンに潜ったかと思えば街を二分しての大戦争。巨大モンスターが現れたかと思えば、マフィアと宗教集団の抗争に巻き込まれる。とにかく一冊ごとに趣向を変えて飽きさせない。今後にも期待です。


戦う司書と荒縄の姫君 BOOK6 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と荒縄の姫君 BOOK6 (スーパーダッシュ文庫)

【07上期ラノベ投票/複数/9784086303521】
とりあえずノロティ票。
このシリーズは本当、第一巻からずっと高水準のクオリティを保ち続けている稀有な作品で、一気読みとかしたらすげぇだろうなぁと思っています。誰か試してみませんか。


神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)

神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)

【07上期ラノベ投票/複数/9784840238885】
迷ったけど投票。
なんとも説明に困る作品。ニートたちが集まって街の事件を解決する話。設定はちょっと突飛ですが、中身は正統派のつくりをしてるんじゃないかと思います。読む人を選びそうで選ばないんじゃないかなと。ニーソ探偵萌えー。


ゆらゆらと揺れる海の彼方〈8〉 (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈8〉 (電撃文庫)

【07上期ラノベ投票/複数/9784840238892】
最後も迷ったけれど。
「ファンタジー銀河英雄伝説」ってな感じの作品です。過去話に2巻費やしてまだ続いているというグダグダな展開なんですが、しかし何故だかそれが妙に楽しくなってきたというか。最近は作者の頭のどこかが吹っ切れてるような感じがするんです。なんなんでしょう。単に好きな作品で言えば他にもいくつかあるんですが、とりあえず期待票ということで。