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2025-01-01から1年間の記事一覧

2025年ライトノベル個人的ベスト10

1. 『悪役令嬢、宇宙を駆ける』 bookwalker.jp 家柄だけで地球帝国軍の提督になった少女が、異星人との戦いで大敗を喫し、左遷された先で老いさらばえ、とうとう死んだあとに何故か若い頃に生まれ変わって人生をやりなおす、という話。さらに、士官学校の演…

2025年ライトノベル10大ニュース

ドラゴンマガジン休刊 www.oricon.co.jp ザ・スニーカーは2011年、電撃文庫MAGAZINEは2020年にすでに休刊しており、今年ドラゴンマガジンが休刊となったことで、ライトノベル雑誌はすべて姿を消したことになりました。しかし、ドラゴンマガジンの編集部は後…

『ロビンソン・クルーソー』は本当に長文タイトルだったのか?

ラノベ界隈において「異世界転生といえば火星のプリンセス」「現代知識チートといえばアーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー」 と並ぶ頻出ネタとして「長文タイトルといえばロビンソン・クルーソー」というものがあります。Wikipediaによるとその「正式な…

『千歳くんはラムネ瓶のなか』が『このライトノベルがすごい!2021』で1位となった背景を考える

アニメ『千歳くんはラムネ瓶のなか』(以下『チラムネ』)がなかなかの苦境に陥っているようで、ラノベクラスタでも敵味方に分かれての泥仕合が盛り上がっております。私は『チラムネ』を読んでいないし、アニメを観てもいないので、作品内容については触れ…

2020年代前半の「戦記ラノベ」についてオススメなどを語る

戦記ファンタジーは、ラノベでも常に一定の人気があったジャンルで、これまでに多くの作品が刊行され、いくつかはアニメ化もされてきました。冒険者がダンジョンを探索するような「冒険ファンタジー」とは異なり、国家同士の戦いを君主や指揮官の視点で描い…

ファンタジーにおける「魔王と勇者」について

古典における「魔王と勇者」 仏教用語としての「魔王」は第六天魔王・波旬のことを指しており、この波旬というのはゲーム『真・女神転生』シリーズにインパクトのある姿で登場する「マーラ」という名でも有名である。釈迦の修行を邪魔するためにエロい美女を…

ファンタジーにおける「聖女」の類型について

「聖女」とは何か 「聖女」と言えば、現代日本においてはキリスト教における「聖女」を指すことが多いだろう。カトリックで「聖女」あるいは「聖人」(英語では区別なく「saint」)と認められるための条件ははっきりと決まっていて、もちろん敬虔であること…

スペースオペラ✕ライトノベルの現況

近年のスペオペラノベにおける課題は「なろうテンプレをいかにスペオペに移植するか」ということだったと思います。ここで言う「なろうテンプレ」とは、長らくWeb小説サイトで培われてきた、さまざまな定番要素や設定を広く指したもの、ということでご了承く…