2009-01-01から1年間の記事一覧
1. 『ぷりるん。〜特殊相対性幸福論序説〜』十文字青/一迅社文庫 ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~ (一迅社文庫)作者: 十文字青,ま@や出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2009/07/18メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 543回この商品を含むブログ (76件) を…
火の国、風の国物語8 孤影落日 (富士見ファンタジア文庫)作者: 師走トオル,光崎瑠衣出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2009/11/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 81回この商品を含むブログ (29件) を見る8巻刊行から1ヶ月遅れですが、今更ながらにパン…
まずおさらい。 メディアワークス文庫とは、業界屈指の“ライトノベル”(という呼称)嫌いで「ライトノベルをぶっ壊せ!」といったような文脈でしか“ライトノベル”という言葉を使わないことで有名な電撃文庫編集部を擁するアスキーメディアワークスが贈る、12…
わりと意見が分かれているのが面白いので、軽くまとめておく。 設問 面白いのに売れないのは何でだぜ? どうしたら売れるんだぜ? まず発端。 新城カズマの新作「15x24」が面白い、のだけど・・・ - 平和の温故知新@はてな 知人と『「15x24」が評判良…
前回の続き。 マニアックな作品はいまでも出ているし、そういう類の作品が大きく売れる土壌も残っている。しかし、いまのライトノベル業界は、当たり外れの大きい博打のような売り方よりも、カジュアルな萌え作品を手堅く売る方を選択した。 では今後、マニ…
ぜんぜんラノベを買えなくって禁断症状が出そうな感じの今日この頃ですが、みなさまいかがおすごしでしょうか。新城カズマの新作「15x24」も読めていません。ガッデム。というわけで、どういうわけでもありませんが本日の話題は「あのラノベすっげー面白いの…
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)作者: 伏見つかさ,かんざきひろ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/08/10メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 259回この商品を含むブログ (208件) を見る本日発売の『俺の妹がこんなに…
keyword:2009年上半期ライトノベルサイト杯 既存作品部門 戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還 戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還 (角川スニーカー文庫)作者: 林トモアキ,上田夢人出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/12/2…
ラノサイ杯への投票作品を選んでいるうちに、「今期は長期シリーズの完結が多いなぁ」と思ったのでまとめておきます。「綺麗に完結した作品を読みたい」とか「シリーズ物は完結してから読む」とかっていう人は結構いると思うので、購入の参考にでもなれば。 …
注:ネタバレがあります。 ある作家の、その最も濃い部分がぎゅっと凝縮されたような作品が、不意にぽろっと産み落とされることがある。たとえば桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』や、谷川流の『絶望系』などがそうだろうか。いま最も勢いのあるラ…
シリアスめの作品でデビューした作家や、数回連続でシリーズ打ち切りを食らった作家が、突如として萌えラブコメを書きはじめること。あるいは新シリーズの表紙イラストに不自然にパンチラが多かったりすること。 実力はあるものの人気の薄い作家に、華のある…
とりあえず「未アニメ化」で「最近活発に動いている」というあたりの条件で考えてみた。…なんか曖昧だけど。つまり「売れっ子予備軍」もしくは「アニメ化候補筆頭」みたいなイメージで。たとえば、井上堅二とかはまさにいま注目すべき作家なんだけど、既にア…
川嶋亜美(『とらドラ!』) とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/10/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 72回この商品を含むブログ (223件) を見る亜美ちゃんである。大河やみのりんが…
ラノサイ杯に結果が出たらしい - うぱ日記 このあたりの話題。 派生の記事も含めて三行にまとめると、 1. 上位作品の傾向が偏りすぎてね? 2. 大手サイトに追従しすぎじゃね? 3. 統計としては参考にならなくね? という感じ*1。 1について。 ラノベサイト持…
keyword:2008年下半期ライトノベルサイト杯 作品リストやらなんやらが整備されたらしいので投票。運営に関わっておられる皆さんお疲れ様です。 ほとんど2008年ライトノベル個人的ベスト10と同じなので感想短めモードで。 新規部門 この広い世界にふたりぼっ…