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学校の図書室の話

若い頃は休み時間になると図書室にこもって本を読んでいた俺です。高校になっても図書室に通いつめていました。あの頃は友だちもおらず、家にも帰りたくない反抗期だったので、放課後もぎりぎりまで残って本を読み漁っていましたね。ライトノベルともその頃に出会ったのですが。


俺と同じような図書室愛好家ならわかると思いますが、普段は図書室なんて誰も利用しないんですよ。俺が通っていた高校は自称・進学校の私立校だったんですが、それでも利用者は一日に数人、閉館まで残っているのは多くても3人くらいでした。まあ、居心地は良かったですよ。俺が嫌いなタイプの人間は何があっても図書室には近づかないですしね。静かで落ち着いた空間だったのです。


しかし、そんな平穏な空間が破壊されてしまう時期というのがあるのです。そう、「定期試験」ですよ。定期試験の一週間前になると、普段は図書室の周囲10m以内にも近づかないような連中がやってきて、わいわいがやがやと試験勉強をするのです。静かに本を読んでいる俺にとっては大迷惑ですよ。まったく、都合のいいときだけ図書室を利用しやがって。どうせ試験が終わったらぱったりと来なくなるんだろ。所詮は一週間だけの関係ってことかよ。ちくしょう! 図書室がかわいそうだ!


あ、誰か図書室の擬人化よろしく。