WINDBIRD

ライトノベルネタブログ

返答に対する返答

http://d.hatena.ne.jp/kishiwadungeon/20060321#p2
前のタイトルどおり、私もエロゲは嗜む程度にしかやってないので、それを念頭に置いて読んでいただきたいのですが。


「アニメ的な演出力と小説的な描写力の良いとこ取り」なんて書いたのは、単に私自身が「エロゲーという媒体を使えば、こんなことができるだろうなぁ」と感じてのことです。


実際には、小説的描写とアニメ的演出を上手くミックスしているクリエイターは少ないでしょう。演出に凝れば凝るほど金がかかるからです。たいていのソフトハウスは、いかに安く作りいかに高く売るかが目標になっていて、たとえば昨今の大手ゲーム会社*1のように「大量に資金を投入して一つの大作を作り上げる」という手法でやっているところは非常に少ない。


また、エロゲという媒体は凝れば凝るほどものすごい表現力を発揮するのですが、一方で、まったく凝らないでも作品を作れてしまう媒体でもあるのです。乱暴な言い方ですが、簡単なエロゲなんてただの紙芝居ですから。文を書ける人と絵を描ける人さえいれば、それだけで作れてしまう。


そして、エロゲのソフトハウスはできるだけ金を使わないようで創作物を作るためにエロゲという媒体を選択している。エロゲの表現力を使用するために選択したわけではないのです。


だから、「エロゲ論壇においてそういう話が出る」ようになるのは、エロゲ業界が成熟して自転車操業してるソフトハウスが少なくなってからでしょう。そんな時代が訪れるかどうかわかりませんが。


あ、TYPE-MOONとかアージュみたいな一発ドカンと当てたところは、まだ余裕があるみたいで、かなり演出に凝っているようです。機会があればプレイしてみてはいかがでしょうか。


あと、エロゲ業界を知る参考に、↓なんかは面白いかも。
某Aさんのエロゲークリエイター体験記 〜TOP PAGE〜
もちろん、これが真実かどうかはわかりませんけど。

*1:スクエニとかああいうところ