現在判明していることをまとめておきます。
参考文献は『女帝・龍凰院麟音の初恋』(風見周/一迅社文庫)のあとがきとページが見つかりません | 無料ブログ作成サービス JUGEMです。
- 作者: 風見周,水月悠
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: 文庫
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「いけぬこ研究会」とは?
ライトノベル版トキワ荘とまで称されるライトノベル作家集団。彼らは池袋にある「仕事場」と呼ばれる一室に集い、徹夜で麻雀したり、ラーメン対決をしたり、猫を可愛がったりと、多岐にわたる活動を展開している模様。ラノベ作家ウォッチャーならば確実に抑えておきたい観察対象といえるでしょう。
長らく呼称が明らかにされず、「池袋組」「池袋サロン」といった仮称が提案されていましたが、先日ついに正式名称が発表されました。
> 池袋で仕事をしているゆかいな仲間たちには、チーム名とかはないんですか?
あります。
めったに使われませんが、確かにあります。
そして、その名前は我々の存在意義を示してもいます。
その名前とは――
いけぬこ研究会。
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個人的には「池袋サロン」が好きでありんす。
いけぬこ研究会メンバー(敬称略)
- 風見周(代表作『殺×愛 -きるらぶ-』)
- 鈴木大輔(代表作『ご愁傷さま二ノ宮くん』)
- 鏡貴也(代表作『伝説の勇者の伝説』)
- あざの耕平(代表作『BLACK BLOOD BROTHERS』)
- 支倉凍砂(代表作『狼と香辛料』)
- 上月司(代表作『れでぃ×ばと』)
- 杉井光(代表作『神様のメモ帳』)
- 有沢まみず(代表作『いぬかみっ!』)
実に半数がアニメ化作家という豪華な顔ぶれ。
ただし有沢まみずは『女帝〜』のあとがきに出てこないので準メンバーなのかも。
いけぬこ研究会の沿革*1
風見周と鈴木大輔が池袋に「仕事場」を借りる
↓
鏡貴也が加入する
↓
とある事情により仕事場が使えなくなる
↓
支倉凍砂の仕事場に転がり込む(07年8月ごろ)
↓
上月司・あざの耕平が加入する(07年9月ごろ)
↓
杉井光が加入する(07年11月ごろ)
↓
有沢まみずが加入する(08年1月ごろ)
『ばけらの!』について
最後に、強烈な内輪ネタ臭漂う怪作『ばけらの!』について触れておきます。
- 作者: 杉井光,赤人
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/09/16
- メディア: 文庫
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とあるライトノベルレーベルからデビューした新人作家・杉井ヒカル。彼を取り巻く先輩や同期の作家たちは、驚くことにみんな美少女だった!
――人間じゃないけど!!
ヒカルが住むアパートでは、株やパチンコに熱中する不良管狼作家イヅナや、ちっちゃな少女の姿でエッチなラブコメ作品を世に送り出す座敷童作家ツバサが、今日も元気に玉稿を執筆中……執筆してるはず!
「――羊はいいよ。羊だけは俺を裏切らないんだ。クリックすると必ず羊毛がとれるんだから」
怖い編集に迫る締切。そんなときに限って起きるちょっとした事件!
刺激いっぱいのラノベ作家生活、キミも一緒にはじめてみない?
ここまで読んできた方なら、「イズナ」=支倉凍砂、「ツバサ」=上月司であり、そして「ヒカルが住むアパート」=いけねこ研究会の仕事場だということに気付くでしょう。いけねこ研究会について知っているのと知らないのとでは『ばけらの!』の読み方が大きく変わるはずです。異能バトルよりもエロコメよりもラノベ作家の内輪ネタが好き、という悪趣味な皆さんは、いまからいけねこメンバーのブログを読み返しておきましょう。
追記(2010/05/10)
こちらの記事にて、いけぬこ研究会についての記述があります。現時点でメンバーは30人ほどにまで増加している模様。
*1:日付はblogの記述からの推測です。