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「作家に対する尊敬」について

一個前のエントリ、質問の一番目は「好きなライトノベル作家は?」ではなく「尊敬するライトノベル作家は?」ですよね。例えばこれが「好きな〜」だったら、間違いなく「谷川流西尾維新」と答えていたわけですが、これは敢えて「尊敬する〜」と書いたんでしょうか。…ちょっと訊いてみたい気も。


以下、不穏なことを書きます。


作家って尊敬するようなものでしょうか? いや、作家を人間として尊敬するのはもちろん良いんですが、作家を作家として尊敬するようなことってあるんでしょうか? …それって幻想なんじゃないかなぁ。


そもそも、作家と読者ってどっちの立場が上なんでしょう? 読者は作者様に文句を言えないんでしょうか? それとも、作家は読者様にたてついてはいけないんでしょうか?


一般的には、消費者の立場が上ですよね。お客様は神様です。けれど、読者の中には「○○先生〜」っつって作家を崇拝する人がいる。「先生」ですよ、「先生」。どこがどう「先生」なんですか。なんか、純文学がはびこってた時代からの悪しき慣習って感じ。


もちろん、「読者の方が作家より偉い!」なんて断言できるほど俺は偉くないんですけど。とりあえず、世のラノベ読者たちが、そこらへんをどう思っているのかは知りたいな。じゃ、ひとつ予防線を張っとく。「対等でいいじゃん」。ごもっとも。


ついでに言うと、これってネット書評にも関係してくる。作家の中には、ネット書評家をやたらと嫌う人がいる。というか、そういう人が大半なんじゃないかと思う。それに対して、「これは客の意見なんだから真面目に聞け」と、胸を張って言えるんだろうか。


…っと、そこまでいくと脱線しすぎか。とりあえず、ここで終わり。