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WINDBIRD

ライトノベルネタブログ

『僕は友達が少ない』がタイトル詐欺すぎて憤死寸前のあなたにオススメする真の“ぼっち”ラノベ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)


確かに僕は友達が少ない(通称・はがない)は、ぼっちラノベの皮を被ったリア充ラノベであり、タイトルに釣られて買った人が「ハーフのイケメンが美少女に囲まれて何が友達が少ないだふざけんな」とお怒りになるのも当然かと思います。どんな美少女に迫られても「え、なんだって?」と華麗にスルーする主人公に、嫉妬と憎悪の炎を燃やすのも仕方がないことでしょう。
ちなみに、先の動画で言われているようなことは概ね『はがない』に織り込まれておりまして、特に最新刊ではそのあたりを逆手に取った神展開を見せており、お怒りの皆さんにも是非とも読んでいただきたいところなのですが。それはさておき。


本日紹介しますのは、ラノベ界の少年チャンピオンガガガ文庫から刊行されているやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称・俺ガイル/はまち)です。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)


少しあらすじを引用してみましょう。

孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。
青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、
将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう――
そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。
さえない僕がひょんなことから美少女と出会い……どう考えてもラブコメ展開!?

どう考えても『はがない』のパクリです本当にありがとうございました。


……と思いましたか?
実際に『俺ガイル』を読めば、『はがない』とは似て非なるものであることが分かると思います。


『俺ガイル』の特徴の一つとしましては、なんと言っても主人公のひねくれぶりが挙げられます。教師の説教に対して屁理屈で言い訳する、無駄に他人を馬鹿にするのが上手い、心の中では強気だけど誰かに話しかけられるとヘタレる、自分のことを頭がそこそこ良くて顔も悪くないと思っている……なんかこう、「ああ、確かにこいつ残念だわ」と共感してしまうような、そんな感じなのです。本当の「ぼっち」の匂いです。


もう一つ『俺ガイル』の特徴を挙げるとするなら「リア充」が描かれていることでしょうか。『はがない』は「隣人部」の部室の中で話が進んでいくので、主人公たちが目の敵にする「リア充」が、実はほとんど登場しません。しかし、『俺ガイル』にはリア充が登場します。それもフィクションらしい分かりやすい「嫌な奴」ではありません。ぼっちの主人公に対しても優しく気遣う真の「リア充」です。吐き気がしますね。


まあ、もちろん『俺ガイル』は基本的にラブコメなので、ぼっちとは言えども笑えるように出来ています。リアルぼっちが読んでもショックを受けない安心設計。主人公に好意を持つ美少女の存在も……まあこればっかりは勘弁してあげてください。『はがない』ほどのハーレムではありませんから。
なんか本気でスクールカーストとかテーマにしたエグいラノベをお求めの方は江波光則『ストレンジボイス』『パニッシュメント』や田中ロミオ灼熱の小早川さん』などをどうぞ。


そんな『俺ガイル』ですが、なんと第三巻が本日発売です。
これを機に、1〜3巻まとめて買ってみてはいかがでしょうか。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 ドラマCD付限定特装版 (ガガガ文庫)