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ライトノベルネタブログ

2014年ライトノベル10大ニュース

少し前にTwitterに書いたのを膨らませてみた記事です。

KADOKAWADWANGOが統合


ラノベ業界のみならずさまざまな方面に対してインパクトのあるニュースでした。DWANGOスマホアプリのi文庫・Webサービス読書メーターを買収したことや、統合キャンペーンとして行われた電子書籍半額セールなども話題になっていましたね。

スーパーダッシュ文庫ダッシュエックス文庫に改装


しばらくはスーパーダッシュのブランドも残るそうですが、新作はダッシュエックスから出るということで、事実上のリニューアルと言えるでしょう。SDの頃はいかにも仲が悪そうだった*1漫画部門との連携を強化するための改装だということらしく、漫画界最強の「ジャンプ」ブランドをどう活かしていくのか、これからの躍進に期待です。

「キャラノベ」のレーベルが多数創刊


キャラノベについては先日も記事を書いたのでそちらをお読みいただければ。
「大人向けラノベ」の誕生 - WINDBIRD
今年創刊されたものをリストアップすると、富士見L文庫新潮文庫nex集英社オレンジ文庫朝日エアロ文庫、T-LINEノベルズといったあたりでしょうか。第1回 角川文庫キャラクター小説大賞なんてのも開催されるようです。

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』公開


スーパーダッシュ文庫が産んだ名作『ALL YOU NEED IS KILL』がまさかのハリウッド映画化。しかも、ちゃんと面白く作ってもらえてスマッシュヒット。海外でも非常に高い評価を得ているようです。
ちなみに感想はこちらに書きました。
「All You Need Is Kill」と「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 - WINDBIRD

映画『僕は友達が少ない』公開


不幸にも『オール・ユー・ニード・イズ・キル』と同年の公開となり何かとネタにされがちでしたが、原作と無関係に見ればそこまで言うほど酷くはないだろ…くらいの評判だったようです。個人的には観ていないので何とも言えません。

『ニンジャスレイヤー』アニメ化発表


数奇な運命を経て日本のTwitterで連載され、たちまちブレイクした海外原作のサイバーパンクニンジャ活劇がついにアニメ化ということで、多くのニンジャヘッズに歓喜をもたらしました。映像化が難しそうな作品ですし、独特なファンコミュニティにアニメ視聴者が流入することなどを考えると、いろいろと不安も多いのですがはてさて。

銀河英雄伝説』&『アルスラーン戦記』再アニメ化発表

http://www.arslan.jp
田中芳樹の名作がダブルでアニメ化。銀英伝は原作を読んだきりですが、既に決定版としてOVAがあるわけですし、再アニメ化のハードルはめちゃくちゃ高くなりそうです。アルスラーン戦記は原作も読んでないんですよね。荒川弘による漫画版のアニメ化ということで楽しみにしております。

ソードアート・オンライン』シリーズ国内累計1000万部突破


電撃文庫の中では『禁書目録』に次ぐ快挙だそうで。つい先日のニュースリリースでは「世界」での累計が1670万部を突破したとも発表されていました。なんだか中途半端な数字に見えるけれど、しかし考えてみれば「累計70万部」でも凄いわけだからなあと、どうでもいいことを考えていました。

テスタメントシュピーゲルKindleにて復活

冲方丁シュピーゲル』シリーズの最新作が、5年の時を経てなんとKindleにて連載開始。いまや押しも押されもせぬ売れっ子作家となった冲方丁、(昔からそうでしたが)小説にアニメにと大忙しなので、こういうカタチでの連載になったのでしょうか。BOOK☆WALKERでも配信してください(切実)。

石川博品、プチブレイク

四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)

四人制姉妹百合物帳 (星海社文庫)

近年カルト的な人気を誇り、2013年には『ヴァンパイア・サマータイム』『後宮楽園球場』という二大傑作を送り出してきた石川博品が、ついに(プチ)ブレイク。「このライトノベルがすごい!」にて5位(新作の中では1位)を獲得。打ち切りを食らっていた作品が初めて重版されて「このラノ新作1位」という帯が巻かれていたという調子の良い話も。さらにファミ通文庫森橋ビンゴ×石川博品フェアを開催したり、どこからも出版できず同人誌として出していた『四人制姉妹百合物帳』が星海社から刊行されたりするなど、まさに充実の一年でした。


というわけで2014年を振り返ってみました。こうして見ると集英社の動きが目につきますね。ダッシュエックス文庫オレンジ文庫、『ALL YOU NEED IS KILL』に『後宮楽園球場』。もしや来年は集英社が大ブレイク!?…………という気はぜんぜんしないけれども、合体怪獣カドカワンゴの動向とあわせて、2015年にどのような作品を出してくるのか楽しみです。


今年のライトノベルニュースをさらに詳しく振り返りたい方はこちらをどうぞ。
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*1:個人の感想です