元ネタ↓
http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20060711/p1
リンク先で言われていることは、ライトノベルにも応用できるのではないかと思うのです。いまのライトノベルはまさにごった煮状態。ミステリやSFに恋愛にバトル、どこのポルノ小説かというものもあれば、一般文芸でも売れそうなものまであるわけです。それはライトノベルの長所でもありますが、短所でもあります。つまり、「入り口多すぎ」なのです。
そういうわけで、なにも知らない一般人をライトノベルに染める際には、やはり段階を踏まねばならないのです。二階建てだとはてなに負けてるので、とりあえず対抗して三階建てのビルにしてみましょう。
たとえば谷川流作品を例にとってみると、
こんな感じで、三つの段階を踏んでいくわけです。最初はわりと万人受けする『涼宮ハルヒ』シリーズで人を集め、作者が本性を表し始めた『学校を出よう!』で引きずり込み、最期に『絶望系』で染め上げる。『絶望系』を読み終わったあと屋上に出て靴を揃えてほにゃららする流れです。
その他の例:
- GOSICK → 平井骸惚 → ブロークン・フィスト(十傑集へようこそビル)
- 七姫物語 → 十二国記 → アルスラーン戦記(新刊マダー?ビル)
- 円環少女 → SHI-NO → 紅(ロリコンまっしぐらビル)
- さよなら妖精 → さよなら、いもうと。 → さよならトロイメライ(さよならビル)
三階建てバンザイ!