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WINDBIRD

ライトノベルネタブログ

ラノベを買うならBOOK☆WALKER! 電子書籍のススメ!


「発売後すぐに買え」とか「取り寄せしろ」とか、出版社と取次と書店の仕組みにまつわるあれこれが話題になっていますね。

しかし皆さん、本の発売日なんて普段は気にしないし、「気がついたら数ヶ月前に新刊が出ていた」なんてことはザラじゃないですか。

取り寄せだって、おそらく慣れている人には簡単なんだと思いますが、普通は目当ての本がなければ諦めるか、それでも欲しければ別の店に行きますよね。

初週で買うのも、取り寄せするのも、ちょっとハードルが高いと思いませんか。

そこで登場するのが「電子書籍」ですよ。

書店に新刊が入荷されてない → 電子書籍なら売ってるよ
少し前の作品も置いてない → 電子書籍なら売ってるよ
平積みでないと売れない → 電子書籍はぜんぶ平積みだよ
書店が遠い → 電子書籍なら自宅で買えるよ
取り寄せに時間がかかる → 電子書籍なら一瞬で買えるよ
初週で買ってください → 電子書籍なら発売前に通知されるよ
予約してください → 電子書籍ならワンクリックで予約購入できるよ

素晴らしいですね。
まだまだありますよ。

場所を取らない。何百冊買っても部屋を圧迫することはありません。
古い作品を簡単に取り出せる。物理書籍なら確実に本の山に埋もれて見つかりませんよね。
本棚機能。現実には重すぎる本棚をお手軽にいくらでも増やすことができます。
作品内検索。あのフレーズってどの章にあったっけ、みたいな疑問もすぐに解消できます。
横断検索。自分の持っている本でも持っていない本でも全文検索できるのです。
もちろん値下げセールも頻繁にありますし、コインと呼ばれるポイント還元もありますよ。

うーん、これはもう電子書籍を使わないと損ですね…!

そしてあなたがラノベ読みなら、利用すべきは「BOOK☆WALKER」で間違いありません!

(なんてステマくさい…)


たぶんB☆Wってあんまり知られてないんですよね。世間的にはKindleダントツで、あとはAppleiBooks楽天Koboあたりが競い合っている感じ。でも、こないだ取ったアンケートによれば、なんとラノベ読みのあいだではB☆WとKindleがほぼ同率なんですよ。すごいでしょ。

B☆Wの年間売上ランキングだって、漫画も含めた「総合部門」なのに、ラノベがあっさり上位を占めてますからね。もう完全に「ラノベならB☆W」ですよ!

(ますますステマくさい…)

えー、どうしてこんなにラノベ読者の利用率が高いかというと、B☆Wの運営会社(の親会社)が、ラノベ業界を牛耳るあの「カドカワ」だからです。出版社直営なんですね。

もちろん、運営がカドカワだからって、他社の作品が無いなんてことはないですし、ラノベだけでなく一般文芸、漫画、ビジネス新書、雑誌なんかも普通に配信されてますよ。


さて、私はもう電子書籍を神と崇めて、物理書籍をまったく買わないところまで来ているのですが、いまだ神を信じない者たちは何を考えているのでしょうか。こちらもアンケートを取っております。


スマホタブレット・クレジットカードの有無

これは小中高校生を想定した質問です。おそらく実際にはこの回答以上に多いでしょうね。

あ、でも「電子書籍リーダーでないと電子書籍は読めない」と思っている人は地味に多いと思うのですが、スマホでもタブレットでも読めますよとは強調しておきます。実はPCでだって読めるんですよ。

決済手段については、クレカだけでなくWebMoneyとかにも対応しているので、そのあたりで何とかするしかないのかなあ。ちなみにiOS版のアプリ内で購入するとApple税が加算されます。

電子書籍を購入する際の支払い方法は何が利用できますか? | BOOK☆WALKER

サービスの終了が怖い

電子書籍につきものの問題ですね。個人的には、他の業種ならいざしらず出版社直営なら撤退しづらいんじゃないかな、と思っています。基幹事業ですからね。

それに、さすがに何らかの救済措置はあるだろう、という希望的観測もあります。

電子書籍は「なぜ」消えるのか?--世間にはびこる俗説を斬る - CNET Japan

ちなみにカドカワは「本棚連携」という機能も推進していて、カドカワが出版している作品であれば、B☆Wで買った作品をBook Liveやauブックパスなどでも読むことができます。
(訂正:すみません。「Book Liveやauブックパスなどで買った作品をB☆Wでも読むことができます。」でした。)

こういう仕組みがあると、万が一B☆Wが潰れたときでも、別のサービスが引き継ぎやすいんじゃないかな、と思っています。

本棚連携機能とはなんですか? | BOOK☆WALKER

目が疲れる

実は「サービス終了が怖い」がいちばん多いんじゃないかと予想してたんですが、こっちのほうが思ったより多かったという。

でも、これはもう仕方ないですね。物理書籍か電子ペーパーしかありません。

自分は四六時中PC見てるかスマホ見てるかという人間なので「液晶は目が疲れる」という感覚があまり分からないんですよね。

あ、電子書籍は文字サイズを変えられるので、そこは物理書籍よりも目が疲れづらい点なのではないでしょうか。背景色とかも変更できますよ。

出会いがない

番外ですが、「電子書籍では新たな本との出会いがない」みたいな意見をよく目にします。

でもさ、そんなのお好みの条件で絞り込んだうえで全ての新刊を舐めるようにチェックできる電子書籍ストアのほうが「出会い」も「ついで買い」も多いに決まってるじゃないですか。

もちろん有能な書店員がちゃんとオススメしてくれれば話は別ですけどね。

その他の回答

読み進めるにつれ左手から右手に移っていく重みと厚みを体感したい

「残りのページ数を感覚的につかめる」ってのはわりと物理書籍の長所として聞きますけど、個人的には電子書籍のほうが「いまどのくらい読んだか」を意識するんですよね。電子書籍は「総ページ数」を確認しやすいので。

本を読む時にバッテリー残量みたいなつまらん事を気にしたくない

まあこれは分かります。

本棚が一杯で処分する本を選ぶ際に、対象となる作品の自分にとっての価値の変化を知りたい

これは電子書籍でもできなくはないような。端末から削除するときとか。

寝転がって読む時にスマホが重たい

文庫本のほうが重くないですか!?

積読が捗りすぎる

分かる。物理書籍の頃は積読しない人間だったんですが、電子書籍に移行して積読が大量にできました。

中古で売れない

逆に考えるんだ、「電子書籍なら売る必要がないさ」と考えるんだ。

現実の本棚の整理が好きだから

いちおう「本棚」機能もありますよ。

そもそも好きじゃない

すみません。

表紙を撫でるのが好き

妹てざわりカバー」とか触りたいですもんね…そこは電子書籍の真似できないところですね。

習慣がないから

いまこそ習慣をつけるとき!


というわけで電子書籍が広まれば出版業界が抱えるいろんな問題がわりと解決するんじゃね?と思っているので、みなさん、どんどん電子書籍を使っていきましょう!

あと、早くB☆Wは有能な書店員を引き抜いて特集ページを任せるんだ! そしてトップページをバナーまみれにしてんじゃねえ! それとライト文芸は「ライトノベル」と「文芸」の両方に出してくれ! 頼んだぞ!

「好きなライトノベルを投票しよう!! 2016年下期」投票

取り急ぎ投票だ!

「剣と炎のディアスフェルド」佐藤ケイ

剣と炎のディアスフェルド (電撃文庫)

剣と炎のディアスフェルド (電撃文庫)

【16下期ラノベ投票/9784048923941】

いでおろーぐ!椎田十三

【16下期ラノベ投票/9784048921855】

「ヒマワリ:unUtopial World」林トモアキ

ヒマワリ:unUtopial World3 (角川スニーカー文庫)

ヒマワリ:unUtopial World3 (角川スニーカー文庫)

【16下期ラノベ投票/9784041049952】

「さよなら、サイキック」清野静

【16下期ラノベ投票/9784041048535】

「我が驍勇にふるえよ天地」あわむら赤光

我が驍勇にふるえよ天地3 ~アレクシス帝国興隆記~ (GA文庫)

我が驍勇にふるえよ天地3 ~アレクシス帝国興隆記~ (GA文庫)

【16下期ラノベ投票/9784797389685】

「メロディ・リリック・アイドル・マジック」石川博品

【16下期ラノベ投票/9784086311281】

「七日の喰い神」カミツキレイニー

【16下期ラノベ投票/9784094516449】

「弱キャラ友崎くん」屋久ユウキ

弱キャラ友崎くん Lv.2 (ガガガ文庫)

弱キャラ友崎くん Lv.2 (ガガガ文庫)

【16下期ラノベ投票/9784094516319】

2016年ライトノベル個人的ベスト10

1. この恋と、その未来。

六巻で完結。この作品に関しては、もう本当に「ありがとう」を何度でも言いたい(→ ライトノベル『この恋と、その未来。』の打ち切りについて - WINDBIRD)。叶わぬ恋、望まぬ体、どうしようもなかった苦悩を、しかし年月をかけてなんとか消化して、新しいパートナーとともに未来に向かって歩いていく。読み終わったあとに人生に思いを馳せてしまうような。もちろんエンターテインメントとしても素晴らしい。やはりこれは完結すべき作品でした。本当にありがとうございました。

2. 「青春ブタ野郎」シリーズ

引きこもりの妹との絆を描いた「おるすばん妹」。現在の恋人と難病の少女とのあいだで残酷な選択を迫られる「ゆめみる少女」「ハツコイ少女」。いずれも神がかった出来栄えでした。『この恋』の主人公は年相応の少年ですけど、『青春ブタ野郎』の主人公はちょっと老成ぎみのナイスガイなので、だからこそ飄々としている彼が死に物狂いに行動するところに心が揺さぶられるんですよね。『この恋』とともに、2016年のみならず2010年代を代表する青春ラノベとして並び称されていくでしょう。

3. 七日の喰い神

四巻で完結。カミツキレイニーという作家の覚醒を目の当たりにした気持ちです。人を喰う付喪神「マガツカミ」を、元・祈祷師の男とマガツカミの少女のコンビが退治していく、一種の退魔ものなんですが、架空の日米大戦の直後という時代設定で、今なお戦争の記憶に囚われた怪人たちが策謀を巡らせる伝奇的な魅力もある。そしてなによりヒロインのラティメリアちゃんが可愛すぎるんですよね。「んまぁい!」。

4. SとSの不埒な同盟

二巻で完結。読んだのは今年なので。サディスティックな嗜好を持つ男女二人が、清純な異性に取り入っては騙して虐めて自らの欲望を満たすという、馬鹿馬鹿しくも耽美で背徳的な青春ラブコメ野村美月作品というと「清純なヒロイン」と「変人なライバル」のイメージで、自分は常々「俺は良い子ちゃんなんかに興味はねえ、もっと変態を出してくれ!」と訴え続けていたのですが、その望みがようやく叶いました。個人的には野村美月の最高傑作だと思っています。

5. ヒマワリ:unUtopial World

ヒマワリ:unUtopial World3 (角川スニーカー文庫)

ヒマワリ:unUtopial World3 (角川スニーカー文庫)

ハッタリとケレン味に溢れたいつもの林トモアキのノリながら、その最大の特徴はなんと言っても「主人公が眼鏡っ娘」であること。ズボラで引きこもりで最高にバイオレンスな眼鏡っ娘ですよ。素晴らしいですね。個人的に眼鏡っ子ラノベ・オブ・ザ・イヤーの称号を与えましょう。最新の第三巻でひとまず大きな謎が明かされ、次巻から新展開だそうなので、いまのうちに追いついておくことをオススメします。

6. 絶対ナル孤独者

いまさら紹介するのもはばかられる現代最高の売れっ子作家のひとり川原礫……の『SAO』でも『AW』でもない第三のシリーズ。過去の事件から心を閉ざした主人公。トラウマから生み出される異能力。闇夜に蠢く秘密組織。そして日常との別れ。これですよ。これこそが異能バトルですよ。徐々に明らかになる敵組織も(意外に所帯じみていて)魅力的。一年一冊ののんびりペースでの刊行ですが早く続きを読みたいですね。

7. 剣と炎のディアスフェルド

剣と炎のディアスフェルド (電撃文庫)

剣と炎のディアスフェルド (電撃文庫)

大帝国に侵攻されつつある小国の二人の王子を主役としたエピック・ファンタジー。兄王子は和平の代償として帝国に赴きその各地を漫遊し、弟王子は即位して帝国との対決を決意する。刃を通さぬ身体を持つ男、兄弟を殺すたびに強くなる一族、長い髪に神秘的な力を蓄えるアマゾネス……まさにジークフリートヘラクレスかといった英雄叙事詩を、すっかりベテランの貫禄を身に着けた佐藤ケイが確かな実力で描き出しています。

8. さよなら、サイキック

祝・清野静復活。かの名作『時載りリンネ!』から幾年、ついに刊行された新作です。ひねくれた性格の、しかし熱い心を持った少年。彼のガールフレンドである天真爛漫な魔女。そこに現れる謎めいた美しき発火能力者。児童文学風の『リンネ!』とモダンな異能バトルを独自の感性で組み合わせたような、素敵な青春ストーリーに仕上がっていました。この年末に発売の第二巻をまだ読んでいないので期待も込みではありますが、絶対的に面白いことは間違いありません。

9. 弱キャラ友崎くん

弱キャラ友崎くん Lv.2 (ガガガ文庫)

弱キャラ友崎くん Lv.2 (ガガガ文庫)

ゲームオタクの主人公が、学校一のリア充の指導のもとでリア充のハウツーを学んでいく青春ラブコメです。とはいえ脱オタするわけではなく、むしろ「人生」をゲームとして攻略していこうという、極まったゲーマーたちの物語なんですね。二巻では「リア充を描いたラブコメ」としての側面がより強まり、もはや同レーベルの看板作品『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のアンチテーゼといっても過言ではなくなりつつあります。これからどう展開していくのか楽しみですね。

10. きみの分解パラドックス

きみの分解パラドックス (富士見L文庫)

きみの分解パラドックス (富士見L文庫)

これは入れるかどうか迷ったんですが……何というか「面白い」よりも「好き」という作品ですね。何でも「分解」してしまうサイコパス気味な少女と、その彼女の幼馴染をやっている少年が、謎の連続殺人事件に巻き込まれていくという、つまりは壊れた少年少女たちによる青春ミステリなのです。他人の苦しみがわからない、嘘をつくのに良心が痛まない、倫理的なブレーキが効かない……まあ、そういうの大好きですよね。


今回は迷いに迷ったあげく、去年のベストに挙げた作品を泣く泣く除外したのですが、このあたりはもう同率同順位みたいなものですから、どれもこれもオススメなんですよ。というわけで選定にあたってリストアップした作品を載せておきますね。

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