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ある日、爆弾がおちてきて…ってそれなんてエロゲ?

http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20060409/1144567863にて「読む」と誓った『ある日、爆弾が落ちてきて』を昨日読み終わったので、それとエロゲを絡めた感想を書いてみる。ネタバレ全開。


俺の感想
http://d.hatena.ne.jp/mizunotori/20060526/1148619563


参考
http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20051121#1132601759
http://d.hatena.ne.jp/CAX/20051020/furuhashishort
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各短編の主人公とヒロインの関係まとめ。


ある日、爆弾がおちてきて」主人公には彼女がいる。ヒロインは振られて死ぬ。
「おおきくなあれ」ヒロインとは幼馴染。まだ恋愛関係には発展していない。
「恋する死者の夜」ヒロインは恋人*1だが、既に死んでいる。
「トトカミじゃ」ヒロインとじいさまの恋を主人公が見守る。
「出席番号0番」主人公が好きなのはヒロイン(日渡)ではなく月本。
「三時間目のまどか」出会ったところで終わり。
「むかし、爆弾がおちてきて」カップルなのはヒロインとじいさま。


どれもこれも主人公とヒロインの間にまともな恋愛が成立してねーじゃん。


かろうじて「おおきくなあれ」と「三時間目のまどか」は今後に期待が持てるくらい? これで「エロゲっぽい」はあんまりじゃないですか? エロゲって「恋愛シュミレーションゲーム」なわけででしょ。そりゃもちろん恋愛をメインにしてないエロゲもあるけど、それでも認識としてエロゲ=恋愛じゃないですか。恋愛すら成立してない作品をエロゲっぽいって、そりゃどんな陵辱ゲーかと。


というのがエロゲと絡めた場合の感想でした。
以上。


ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

*1:に限りなく近い