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「好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年上期」投票

好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年上期」への投票エントリです。「好きなライトノベルを投票しよう!!」、通称「好きラノ」とは、ライトノベルを読んでいるブロガーが、半期ごとに好きなライトノベルを投票するだけのイベントです。投票の上限は10冊ですが、下限は決まっていませんので、皆さんもお気軽に参加してみませんか。


というわけで、投票です。

俺の教室にハルヒはいない新井輝

もうすぐ3巻が出るみたいで超楽しみ。
【14上期ラノベ投票/9784041011690】

「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」宇野朴人

古より精霊たちと共生しつつも、まさに科学が勃興しつつある時代を舞台に、共に軍人となった若者たちの戦いを描く、いまさら言うまでもないくらいの戦記ファンタジーの大本命。万人にオススメできる作品。
【14上期ラノベ投票/9784048664370】

「魔女は月出づるところに眠る」佐藤ケイ

流行りの魔法少女もの…というわけではなく、ダークメルヘン、あるいはダークファンタジーというのか。主人公は小学生の少女で、一人暮らしの老婆から魔法を教わり、魔女の世界に足を踏み入れる。魔女の歴史、残酷な運命、凄惨な現実、そして最後に残った希望が描かれる。上中下巻完結。
【14上期ラノベ投票/9784048664745】

「この恋と、その未来。」森橋ビンゴ

横暴な姉たちに虐げられる毎日から逃げ出して、広島の全寮制の高校へと入学した主人公だったが、そのルームメイトが性同一性障害FtM)だった、という森橋ビンゴお得意の青春路線。女性に幻滅していた主人公は、親友と言えるほど彼と仲良くなるが、肉体の差をどうしても意識してしまい、やがて恋心を自覚する。何気ない日常の描写、男友達と馬鹿やってる感じがすごく良い。
【14上期ラノベ投票/9784047297289】

「夏の終わりとリセット彼女」境田吉孝

夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)

夏の終わりとリセット彼女 (ガガガ文庫)

美人で、正義感が強くて、生真面目すぎる風紀委員として恐れられるヒロインが、事故で記憶を失ってしまう。対する主人公は、他人の気持ちが怖くて向き合わおうとせず、嫌なことからは何でも逃げ出す、本当に駄目な奴で、でも彼は記憶を失う前のヒロインの「恋人」だった。正反対のように見える彼らがなぜ恋人同士だったのか。再び築かれていく二人の関係を描く青春恋愛もの。こういう青臭い主人公は大好き。
【14上期ラノベ投票/9784094514889】

「代償のギルタオン」神高槍矢

代償のギルタオン 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)

代償のギルタオン 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)

戦争が続く荒廃した世界。大きな代償を支払うことで強力な能力を振るう人型兵器「ギルタオン」の搭乗者たちと、そして戦争に巻き込まれた姉弟の物語。そしてこの第二巻は、2014年最優秀「ざまあ!!!」大賞というものがあれば、間違いなく受賞しているであろう作品。あなたも是非読んで腹の底から「ざまあ!!!」と叫びましょう。
【14上期ラノベ投票/9784086307741】

「特別時限少女マミミ」斧名田マニマニ

成金の娘で、オタクで、コミュ障で、美少女が大好きな少女が主人公。「特別時限少女」と呼ばれる異能の少女たちに魅せられた彼女は、テレビ番組を企画して特別時限少女をプロデュースし、成功を収める。しかしブームはあっというまに過ぎ去り、番組を黒字にしなければ打ち切りだと告げられ、彼女は自身も特別時限少女として出演することを決意する、という感じ。かなり癖の強い作品だけど百合百合していて楽しい。
【14上期ラノベ投票/9784086307826】

「最終戦争は二学期をもって終了しました」扇智史

主人公とその仲間たちが悪の組織をすっかり倒したあと、遅れてやってきた正義のヒロイン。最初は刺々しかったものの、やがて平和に慣れていくヒロイン。しかし未だ街には戦いの跡が残る。異能の力を持て余した少年はむなしく戦いを求め、悪の組織の復活を目指す少女は、しかし主人公たちにすら相手にされない。いわゆる異能もののパロディであるがギャグではない。全ての戦いが終わったあとの風景がコミカルかつノスタルジックに描かれている。
【14上期ラノベ投票/9784758045469】

「ルガルギガム」稲葉義明

現代の高校生が、いまだ神が支配する古代メソポタミアに飛ばされて、魔物が巣食う旧市街を探索するダンジョン・ファンタジーであり、女神と崇められる少女との関係を深めていくボーイ・ミーツ・ガールでもある。異世界に来てから身につけた異能を武器に逞しく生きる主人公と、主人公のことが大好きな小悪魔なヒロイン、主人公と同じく「外」からやってきた人たち、活気あふれる町、恐ろしい魔物、そして神々の世界。雰囲気が非常に良い。上下巻完結。
【14上期ラノベ投票/9784047295582】

「王手桂香取り!」青葉優一

王手桂香取り! (2) (電撃文庫)

王手桂香取り! (2) (電撃文庫)

将棋の駒が擬人化するという設定を除けば、かなりストレートな将棋ラノベであり、将棋の駒たちから特訓を受けてひたむきに強くなっていく主人公を描く。正直、一巻はそれほどでもなかったんだけど、二巻で「王将」の擬人化である女王様が出てきて化けた感がある。出来の良いスポーツものだとかを読んでいると、読んでいるこちらも思わず息を詰めるようなギリギリの緊迫感を味わうことがあるけれど、この作品にはそれがある。三角関係にも期待したい。
【14上期ラノベ投票/9784048666237】