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おお、ラノベ、どうしてあなたはラノベなの?

id:deltazuluさんの「booklines.net」の周囲のブログって、なんだか「関連仲間文化圏」ですよね? トラバ打ち合ってるし、たぶんそうなのだと思います。
それについて。


まず、「関連仲間文化圏」ってなに?と思われた方はこのページを参考に↓
トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか[絵文録ことのは]2006/01/06


不肖ながら、簡単に説明すると、

「○○の感想書いた!」
    ↓
「あの人も同じ小説の感想書いてる!」
    ↓
「よーし、トラックバックだ!」
    |
    送信
    ↓
「オッケィ、受け取った! こっちからも送るぜ!
 受け取れ、トラァァァァックバァァァァック!!」

ごめん、ちょっとふざけた。
ともあれ、これが「関連仲間文化圏」なわけです。


長所
・繋がりあえる(手軽な相互リンク、みたいなイメージ)
・感想を見て回りやすい


短所
トラックバックスパムと取られかねない
・サーバーに負担をかける


「関連仲間文化圏のルールを知らない人たち=言及リンク文化圏」からしたら、これは紛れもなくトラバスパムなわけです。だから、関連仲間的なトラバの打ち合いは、「ルールを知ってる人たち=関連仲間文化圏」の間でしか行われない。それで余計に閉鎖的になっちゃって、文化圏同士の対立が深まるんでしょうね。


ところが、「はてな」においては、「関連仲間」同士のトラバの打ち合いにあまり意味がない。なぜなら、「はてな」のブログは「キーワード」等ですでに繋がっているからです。感想を読みたければ、その本のISBNのページに行って(こういうの→ISBN:4061823426)、それを「含む日記」を見て回ればいい。サーバーに負担をかけてまで、トラバを打ち合う必要がないわけです。
→参考トラックバックを巡る文化圏の話 - FULL MOON PRAYER


そんなわけで、はてな内外の境界に横たわる溝は、文化圏の対立とあいまって、ますます深くなっていくと思われます。ラノベ感想ブログは二つに分かれてしまうんでしょうか…。




余談ですが、こういう話もあります。↓
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! [2006年1月]
ライトノベル系でいくつかトラックバックを受け付けてるとこ - CAXの日記
ライトノベル系書評トラックバックセンター? - gobbledygook
いろんなサービスとか、トラックバックセンターとかあるけど、あんまり活用されてませんよね。こういうところが、ラノベ系読書サイトの協調性のなさだと思うんですけど…。


まあ、俺が言えることでもない、と。


他人に何かをさせたいなら、まず自分からするべきですよね。自分のブログでもちゃんと書影を表示させて、「のべるのぶろぐ」とかにトラバを打って…。でも、あんまり人が来るのは嫌なんだよなぁ。細々とやりたいっていうか。でもでも、ラノベリングとかラノベグループとかには入ってるしなぁ。
…うーん、言行不一致の極みだ。