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来年のエイプリルフールはこうしろ!

みたいなキャッチーなタイトルを付ければいいんですか?
「キャッチー」って、いまだに語義を正確に把握してないんですけどね…。



エイプリルフールは、別名「ネタの戦争」と呼ばれるほど、毎年のように激しい争いになります。ネット時代になって一般の企業まで参入し、その戦いは混迷の様相を呈してきました。その戦術を簡単に挙げてみましょう。


1.大掛かりなネタ
最近多いのがこれ。大規模にサイトを改装したり、新しく一つページを作っちゃったり。…でも、個人サイトじゃなかなか出来ないですよね。このタイプだと、たぶんウルトラマンのやつが今年一番の出来だったんじゃないですかね。


2.衝撃的発言
ただし、本気に受け取られないように冗談と分かるような文章にしなければならない。ちょっとテクが必要。


3.一発ネタ
一点突破型のインパクト勝負。


4.捻り捻りネタ
裏の裏をかいたようなネタ。一発ネタの亜種だが、うまくやればかなりの効果を期待できる。もちろん、うまくやるのは難しい。


5.内容で勝負
インパクトで勝負するのを諦め、読者をニヤリとさせるような長めの文章を考える。俺のネタはこれでした。ちゃんと「ニヤリとさせる」ことができたかどうか分かりませんが。


6.本当のことを嘘っぽく言う
超変則的な攻撃。GoogleGmailってこのタイプでしたっけ?



まあ、やっぱり「本気で騙す」ものは少なく、「嘘だとわかった上で楽しむ」ものが多いですよね。「本気で騙す」タイプのネタで一つ秀逸なものがありましたが、教えてあげません。


ここから、来年のトレンドを推測してみます。


大掛かりなネタはインフレバトルになっていて、もうだめです。ぜんぶのページを見るのに10分以上かかるとか、どんだけ大きくすれば気が済むんですか。これ以上インフレが進むなら、資金と人員を持ってる大企業が勝つに決まってる。


そこで俺がオススメするのは、6の「本当のことを嘘っぽく言う」タイプ。


これって、四月一日で完結してしまわず、その後まで尾を引くような嘘なんですよね。いうなれば「参加してくださる方には粗品を用意しております」みたいな感じ。この特性を利用すれば、けっこうスゴイことができそうな予感がします。四月一日が終わったら潔く全て消す…ってのはかっこいいけど、あとには何も残りませんしね。


読者には、「エイプリルフールネタを全部見て回ってやるぞ!」っていう、巡回欲みたいなものがある。それを後押しするための「粗品」。いずれ全てのエイプリルフールネタが粗品を用意するようになれば、一種のスタンプラリーのようになって、読者の巡回欲はぐんぐん上昇。四月一日は「嘘をついてもいい日」以上の価値を持つようになるんですよ!




ノリで言っているので、あんまり本気にしないで下さいね。
大掛かりなネタが食傷気味なのは、わりと本心ですけど。


さて、来年はどういうのにするかな…。
っていうか、来年までこのブログが残っているかも分かりませんが。