1. 世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)
世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ) 1 (オーバーラップ文庫)
- 作者:黒留ハガネ
- 出版社/メーカー: オーバーラップ
- 発売日: 2019/02/22
- メディア: 文庫
世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)|株式会社オーバーラップ
2. 無双航路
巻を重ねるたびに飛躍的にスケールアップしていくスペースオペラの傑作。「皇女様と一緒に撤退戦」から「宇宙を二分する大国同士の一大決戦」まで、SFギミックまみれのお化け屋敷のなかを超光速のジェットコースターで突っ切っていくような激動の展開。2010年代のベスト宇宙SFラノベの座を『ストライクフォール』と争うのではないかと思います。3. 継母の連れ子が元カノだった
紙城境介、「ひねくれ喧嘩ップルのイチャイチャ描写」を誰よりも上手く書ける才能を持ってこの世に生まれてきたんだと思います。「かつて付き合ったことがトラウマになってる幼馴染の元カップル」のエピソードが良すぎましたね。天才の所業です。継母の連れ子が元カノだった | シリーズ紹介 | スニーカー文庫(ザ・スニーカーWEB)
4. 絶対ナル孤独者
敵組織の女幹部と共闘するとか最高じゃあないっすか……というわけで2010年代に残された学園異能の最後の希望、『絶ナル』です。異能を隠して日常を過ごし、闇に紛れて非日常と戦う。まさに王道。2020年代はぜひともこういった学園異能が復活してほしいと思います。絶対ナル孤独者≪アイソレータ≫|作品紹介|電撃文庫公式サイト
5. アサシンズプライド
この第九巻が大きなストーリーの一区切りだったんですけど、まさに何巻分も文章を積み重ねてきたからこそできる究極の盛り上がりという感じでした。さまざまな勢力、さまざまな登場人物が入り乱れる、狂気的な騒乱の果てに、クーファとセルジュの二人が対峙するクライマックスの良さよ。アニメを観た人も観ていない人も、ぜひとも小説でじっくりと読んでいただきたいですね。アサシンズプライド | 特設ページ | ファンタジア文庫
6. 学園者!
マンモス校を舞台に巻き起こるちょっとした事件をデコボコ風紀委員コンビが解決していく、明るく楽しく、でもちょっとビターなミステリ風味の学園青春コメディ。奇人変人が次々に登場する賑やかさや、彼らと交わす軽妙な会話で読ませる作品なんですけど、そのなかには主人公も含めてはみ出し者も多くて、なんというか、「光が強ければ影もまた濃い」みたいな、青春が持つ光と影が交差する感じがたまらないんですよね。キミの青春がここにある――かもね?新時代の青春譚『学園者!』好評発売中! | ガガガ文庫編集部ログ
7. 気ままに東京サバイブ。
日本に密かに現れるようになったモンスターを、ワイルドでイケメンなお姉さんが狩っていく現代ハクスラもの。現実世界にゲーム的なレイヤーをかぶせたタイプの作品で、徐々に能力を獲得して少しずつ強くなっていくレベルアップ描写がとても楽しい。タイトルの気楽そうなノリとは裏腹に、がっつり人が死んだりしてわりとシビアな描写が多いんですけど、それと主人公のサバサバとした語り口が非常にマッチしているんですよね。ヤバい状況をたくましく乗り切っていく主人公がかっこよすぎる。8. エリスの聖杯
底抜けに善良な貧乏貴族の娘・コニーに、かつて処刑された悪名高い美女・スカーレットの霊が憑依したことで、二人はスカーレットの「冤罪」を晴らすために行動することになる、いわゆる悪役令嬢ものを下敷きにしたファンタジー・サスペンス。婚約者に浮気されても強く言えないどんくさいコニーが、スカーレットに憑依された途端にズバズバといけすかない連中を切り捨てていく痛快さと、腐敗した貴族社会の陰湿さ、そして次第に深まっていく二人の少女の友情のコントラストが素晴らしいんですよ。【特集】『エリスの聖杯』刊行記念特別企画 常磐くじら先生×大森藤ノ先生スペシャル対談インタビュー – ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン
9. 漂流英雄
敵国同士の少年と少女が機動兵器のなか二人きりで宇宙を漂流することになるSFボーイ・ミーツ・ガール。最初は互いにツンツンしてるんですけど、二人とも根が素直で優しいからすぐに打ち解けて仲良くなって、もちろん惹かれあっていくわけです。どこか幼さを感じさせる二人が、生き残るために一生懸命なのが、可愛らしく微笑ましい。そして笑ってしまうほど幸せなオチがつくという。最良の読後感でしたね。独占インタビュー「ラノベの素」 森月真冬先生『漂流英雄 エコー・ザ・クラスタ』 – ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン