日本のコンテンツ業界を「なろう系」が席巻するにしたがって、中国や韓国のWeb小説事情も漏れ伝わってくるようになりました。それによれば、中国でも韓国でも、細かい差異はありつつ、似たような主人公最強もの、異世界転生もの、ゲーム転生もの、あるいは悪役令嬢ものが流行しているようです。ところが、それらについて互いにどう影響しているのか、というところが、なかなかはっきりしません。
「異世界転生は二十年前から定着していますよ」みたいな韓国人のインタビューがあったり、「日本のWeb小説は時代遅れだよ」という中国の翻訳ブログがあったり、もちろん日本でもWeb小説を語るときに「中国や韓国の影響があった」なんて話は聞かないわけで、じゃあいったいどこが最初でどこから影響を受けているんだ、もしかすると収斂進化のようにWeb小説では似たジャンルが流行するというだけなのか……などと悩んでいた次第です。
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というわけで、韓国ナムウィキの異世界転生ものや悪役令嬢ものに関連する項目のうち、特に関係のありそうな部分をNAVER papagoを使いながら翻訳してみました。私は韓国語はまっっっっったくできないので誤訳も多いと思いますが予めご了承ください。
中国のほうは今回は無しです。大変なので。
「ちょっと待って、そもそも日本のWeb小説で異世界転生とか悪役令嬢が流行りはじめたのっていつごろなの?」という方は、以下の記事を読んでいただければ多少の参考になるのではないかと。
「エヴァSS」から「小説家になろう」までのWeb小説年表 - WINDBIRD::ライトノベルブログ
悪役令嬢は「小説家になろう」において如何にして生まれたか? - WINDBIRD::ライトノベルブログ
では見てみましょう。
フュージョンファンタジー
概要
フュージョンファンタジー(Fusion Fantasy)は、韓国のファンタジー小説の代表的なジャンルで、ファンタジーに異なるジャンルを融合(フュージョン)させるジャンルをいう。
基本的に「他のジャンルとのフュージョン」であるが、事実上、韓国における異世界ファンタジーものの通称となっている。フュージョンファンタジーが登場したごく初期である2000年代初めには、実際に武侠や他の様々なジャンルを混ぜて作った傾向が強かったが、時代が経つにつれて異世界ものが氾濫し、2000年代半ば以降、事実上「異世界もの」と同じ意味で使われるようになり、その後、レンタル店が没落してウェブ小説が幅を利かせる2010年代半ばになって、再び本来の意味である「多様なジャンルを融合させたジャンル」に戻った。
2000年代のレンタルブック店時代と2010年代以降のウェブ小説時代を通して人気ジャンルだが、2000年代のフュージョンファンタジーと2010年代以降のフュージョンファンタジーは名前だけは同じで、事実上、全く違うジャンルと言ってもいいほど内容や展開、クリシェに大きな差がある。
余談として、「フュージョンファンタジー」が登場したあと、従来の1990年代パソコン通信時代のファンタジー小説をそれと区別して「正統ファンタジー」という用語で呼び始めた。 したがって、この記事では2000年代と2010年代以降のフュージョンファンタジーを別々に区分して記述する。
개요
퓨전 판타지(Fusion Fantasy)는 한국 판타지 소설의 대표적인 장르로, 판타지 장르에 다른 장르를 혼합/퓨전한 장르를 일컫는다.
기본적으로 '다른 장르와의 퓨전'이라고는 하지만, 사실상 한국에서 이세계 판타지물를 통칭하는 단어이다. 퓨전 판타지의 등장 극초기인 2000년대 초반에는 정말로 무협이나 다른 여러가지 장르들을 혼합해서 만든 경향이 강했지만 시대가 지나면서 점점 이세계물이 범람하더니 2000년대 중반 이후에는 사실상 이세계물과 동일한 뜻으로 사용되었다가, 이후 대여점이 몰락하고 웹소설이 득세하는 2010년대 중반 쯤 가서야 다시 원래 뜻인 '다양한 장르들을 혼합한 장르'로 되돌아갔다.
2000년대 도서대여점 시절과 2010년대 이후 웹소설 시절을 관통하는 인기 장르지만, 2000년대의 퓨전 판타지와 2010년대 이후의 퓨전 판타지는 이름만 같지 사실상 완전히 다른 장르라고 봐도 무방할 정도로 내용 전개와 클리셰가 천지차이다.
여담으로 '퓨전 판타지'가 등장하면서 기존의 90년대 PC통신 시절 판타지 소설을 따로 묶어서 정통 판타지라는 용어로 부르기 시작했다. 따라서 본 문서에서는 2000년대와 2010년대 이후의 퓨전 판타지를 따로 구분해서 서술한다.
2000年代の韓国では、漫画や小説を貸し出すレンタルブック店が隆盛していたようです。
韓国においては,レンタルブック店の急増により,「マンガは買って読むもの」から「マンガは借りて読むもの」という意識が浸透し,年間コミックス販売部数の8割は貸本店が購入し,消費者が直接購入するコミックスは,人気上位10から15作品に限られ,部数は全販売部数の2割を占めるに過ぎず,コミックスの販売部数はピーク時の1割から2割に激減したといわれている。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/toushin/04011402/003.htm
Web小説の人気が出ると、出版社が書籍化して、読者はそれをレンタルブック店で借りる、というかたちで作品が広まっていたようです。しかし2010年代に入ると、レンタルブック店は衰退し、読者はWeb小説プラットフォーム上で直接的に課金をするようになった、という流れですね。
「正統ファンタジー」というのは、「フュージョンファンタジー」の対立概念で、転移・転生要素とかゲーム要素とか武侠要素とかが含まれない、オーソドックスな西洋ファンタジーを指しているようです。そうした作品は、1990年代のパソコン通信時代に人気があったので、こういう書き方になっているみたいですね。
2000年代のフュージョンファンタジー
「フュージョンファンタジー」という単語自体は多様なジャンルをフュージョンするという意味だが、ごく初期にはファンタジー世界観に武侠小説世界観の要素が入る小説を通称する表現として使われた。 「ソードエンペラー」のように現代-近未来ないしはSF的世界観まで含まれる場合もあったが、ほとんどは読者層が慣れ親しんだ、定型化されたファンタジーと武侠の2つの世界観を行き交う構造だった。 以後、フュージョンファンタジーが主流ジャンルとして定着した後に意味が拡張され、転生・次元移動・イゴケンなどをすべて含めた「異世界もの」を通称する表現として使われるようになる。 こうしたフュージョンファンタジーは『墨香』ファンタジー編が始まりと言えるが、厳密に言えば真の元祖は『サイケデリア』だ。
2000년대의 퓨전 판타지
퓨전 판타지라는 단어 자체는 다양한 장르를 퓨전한다는 뜻이지만 극 초기에는 판타지 세계관에 무협소설 세계관의 요소가 들어가는 소설을 통칭하는 표현으로 쓰였다. 소드 엠페러와 같이 현대-근미래 내지는 SF적 세계관까지 포함되는 경우도 있었지만 거의 대부분은 독자층이 익숙할 대로 익숙한, 정형화된 판타지와 무협 두 세계관을 오가는 구조였다. 이후 퓨전 판타지가 주류 장르로 자리잡은 뒤에 의미가 확장되어 환생물, 차원이동물, 이고깽 등을 모두 포함한 이세계물을 통칭하는 표현으로 쓰이게 된다. 이러한 퓨전 판타지는 《묵향》 판타지편이 시초라고 볼 수 있지만, 엄밀히 따지면 진정한 원조는 《사이케델리아》다.
「次元移動」は「異世界転移」のことです。
「イゴケン」というのは、2000年代の韓国で大流行した「イ(イセゲ・異世界)」「ゴ(ゴディン・高校生)」「ケン(ケンパン・乱暴する)」という各要素のことで、高校生が異世界に行って暴れまわるような、つまりは異世界転移・俺TUEEE作品を指すスラングらしいです。ちなみに「俺TUEEE的な最強主人公」のことはTRPG用語から「マンチキン」とも呼ばれているようです。
『サイケデリア』は1998年からパソコン通信上で連載され、2000年に発売された小説で、それ以前にも「フュージョンファンタジー」的な要素を備えた作品はいろいろあったものの、元祖としてはとりあえず『サイケデリア』の名前が挙がるようですね。
『墨香』は1999年に発売された小説で、ファンタジー(異世界転移)と武侠を融合させた最初の作品として大ヒットし、後続の作品にめっちゃくちゃ影響を与えたらしいです。『墨香』のほうが発売が先なのに、『サイケデリア』がフュージョンファンタジーの元祖とされるのは、『墨香』の初期は純粋な武侠小説で、第二部「ダークレディ」編以降にファンタジー要素を導入したからのようです。ピッコマで漫画化されています。
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ちなみに、これらの作品よりまえだと、日本でも発売された『ドラゴンラージャ』が韓国では人気でした。これは1997年にパソコン通信上で連載され、1998年に出版されて大ヒットした作品です。『ドラゴンラージャ』や、それに影響されて出版されたファンタジー作品が、先述した「正統ファンタジー」と呼ばれる作品群にあたるのだと思います。
移動方法による分類
転生もの
転生を介して(異世界に)移動するという話。元祖は『ストーリー・オブ・ファンタジー』(ファンタジー→現代)であり、転生ファンタジーの骨格を作り出した小説は『錬金術師』、そして転生ものの流行を生んだ作品は『アリン物語』だ。 転生しても記憶はほとんどそのまま維持され、前世の記憶を通じて赤ちゃんの時から武功を遂行したりして、天才的な実力を備えるようになる場合がよくある。 さらに胎児の時から運気調息をして経穴が100%開かれたりもする。 次元移動ものとともに2000年代のフュージョン·ファンタジーの二大鉱脈だった。
이동방법에 따른 분류
환생물
환생을 통해 이동을 한다는 이야기. 시초는 《스토리 오브 환타지》(판타지→현대)이며, 환생 판타지의 골격을 만들어낸 소설은 《연금술사》, 그리고 환생물 유행을 불러온 작품은 《아린 이야기》다. 환생을 해도 기억은 거의 그대로 유지되며, 전생의 기억을 통해 아기 때부터 무공을 수행하거나 해서 천재적인 실력을 갖추게 되는 경우가 자주 있다. 심지어는 태아때부터 운기조식을(...) 해서 혈이 100% 뚫리기도. 아래의 차원이동물과 함께 2000년대 퓨전 판타지의 양대산맥이었다.
武功だとか運気調息だとかは武侠ものの用語ですね。これで翻訳が合ってるのか怪しいですけど、まあつまり「転生して幼い頃から魔術の練習をして魔力量がアップ」みたいな話のようです。武侠ファンタジーだと「気功」と「マナ」が同一視されて、中国武術の修行がすなわち魔法の修行になる、みたいな展開になることが多いみたいですね。
さて、個人的に「なろう系」の独自性は「転移」より「転生」にあると思っているんですよ。つまり異世界に転移したり召喚されたりする話はそれこそ『ナルニア国物語』の頃から無数にあって、日本国内で言っても1980年代から1990年代にかけて流行していたけれど、「異世界に別人として生まれ変わる話」ってあんまり無かったじゃないですか。
「別世界」に「別人」として生まれ変わる物語はいつからあった? - Togetter
日本のWeb小説における「異世界転生」は、オリジナルキャラが原作キャラクターに憑依転生するような二次創作小説がベースにあって、そこから2000年代を通じて二次創作界隈で発展していったものだと思うんですが、それとは別に「2000年代に韓国で異世界転生ものが発展していた」というなら、それはかなり重要なポイントだと思うんですよね。
転生もの
2000年代のレンタルブック店時代
2000年代の韓国ファンタジー小説における転生ものは、フュージョンファンタジーのサブジャンルで、2000年代初めから半ばにかけて主流を占めていたジャンルの一つであった。
2000年代の韓国ファンタジー小説の転生ものと、日本のライトノベルの異世界転生ものは、主人公が元々住んでいた世界で死んだ後、別の世界で転生(前世)し、新しい人生を送るという部分で共通点を見出すことができ、大きな枠組みから見ると同じジャンルだと言える。 しかし、細かい部分で言えば、韓国のレンタルブック店時代のファンタジー小説は、日本の異世界転生ものにおいてチート能力で表現されるような特別な理由はなく、主人公がチートであることを避ける場合がほとんどで、一般的な高校生が異世界に移る理由として「転生もの」にする場合は多くなく、ドラゴンものの下位ジャンルとしてドラゴンの体の中に人間の魂が入ったり、武侠世界観の強者が何かの理由で死んでファンタジー世界に転生する場合がもっと多かった。
2000년대 도서대여점 시대
2000년대 한국 판타지 소설에서 환생물은 퓨전 판타지의 하위 장르로써 2000년대 초중반에 주류의 자리를 차지했었던 장르 중 하나였다.
2000년대 한국 판타지 소설의 환생물과 일본 라이트 노벨의 이세계 전생물은 주인공이 원래 살던 세계에서 죽은 뒤 다른 세계에서 환생(전생)하여 새로운 인생을 살아간다는 부분에서 공통점을 찾을 수 있으며 큰 틀에서 본다면 같은 장르라고 할 수 있다. 하지만 세부적으로 들어간다면 한국의 2000년대 도서대여점 시절 판타지 소설은 일본의 이세계 전생물의 치트 능력으로 표현되는 별 이유 없이 주인공이 사기인 경우를 지양하는 경우가 대부분이라 일반 고등학생이 모종의 이유로 이계로 넘어가는 경우에 환생물을 사용하는 경우는 많지 않았고, 드래곤물의 하위 장르로써 드래곤의 몸 안에 인간의 영혼이 들어가거나 무협 세계관의 강자가 모종의 이유로 죽어 판타지 세계로 환생하는 경우가 더 많았다.
このあたりの訳が難しい。2000年代の韓国の転生ものでは、日本の作品のように転生の際に得るチート能力(いわゆる「転生チート」)がなかったので、もともと強い力を持っていない高校生を主人公として描くときにわざわざ「転生」という手段を選択することは少なかった、という話をしてるのかな。
韓国ファンタジー小説で転生ものの流行を本格的に呼んだ作品は『アリン物語』だ。 平凡な女子高生がファンタジー世界のドラゴンに生まれ変わるという内容の作品である『アリン物語』は当時爆発的な人気を呼び、以後『アリン物語』の人気に支えられ数多くの転生ものが量産されはじめた。 このように量産され始めた転生ものは、2000年代初め、韓国で『サイケデリア』と『墨香』を筆頭にしたフュージョンファンタジーの流行の影響を受け、次元異動もの(異世界転移もの)とともにフュージョンファンタジーの二大下位ジャンルとして全盛期を謳歌し、韓国ファンタジー小説の主流ジャンルに浮上することになる。
한국 판타지 소설에서 환생물 유행을 본격적으로 불러온 작품은 아린 이야기다. 평범한 여고생이 판타지 세계의 드래곤으로 환생한다는 내용의 작품인 아린 이야기는 당시에 폭발적인 인기를 끌었으며, 이후 아린 이야기의 인기에 힘입어 수많은 환생물이 양산되기 시작했다. 이렇게 양산되기 시작한 환생물은 2000년대 초반 한국에서 분 사이케델리아와 묵향을 필두로 한 퓨전 판타지 유행의 영향을 받아 차원이동물(이세계 전이물)과 함께 퓨전 판타지의 양대 하위 장르로 리즈 시절을 누리며 한국 판타지 소설의 주류 장르로 떠오르게 된다.
『アリン物語』は2000年に発売された作品で、そのあと「ドラゴンもの」というジャンルができるくらいドラゴン転生が流行ったらしいです。
もちろんドラゴンだけでなく、「異世界に別人として生まれ変わる」作品も多くあったようなので、これについては間違いなく韓国が先行していたことになります。
このように2000年代初めに全盛期を迎えた転生ものは量産化され、現在の日本で流行している異世界転生ものと似た問題点を露呈するようになり、結局は2000年代後半、『月光彫刻師』を筆頭としたゲームファンタジー小説がレンタル店を席巻し、韓国ファンタジー小説市場の主流として浮上すると、転生ものは上位ジャンルのフュージョンファンタジーと共に徐々に衰退しはじめ、主流の座から追い出されるようになった。
이렇게 2000년대 초반에 전성기를 맞았었던 환생물은 양산화되면서 현재 일본에서 유행하고 있는 이세계 전생물과 비슷한 문제점들을 노출하게 되었고 결국 2000년대 후반 달빛조각사를 필두로 한 게임 판타지 소설이 대여점을 석권하며 한국 판타지 소설 시장의 주류로 떠오르자 환생물은 상위 장르인 퓨전 판타지와 함께 서서히 몰락하기 시작하여 주류의 자리에서 밀려나게 된다.
『月光彫刻師』は2007年の作品、VRMMORPGで「彫刻師」というジョブになった主人公が活躍するという内容で大ヒットし、「ゲーム小説」の流行のきっかけとなった作品らしいです。ゲーム小説というのは、VRMMORPGに限らず、「ステータスウィンドウ」や「レベルアップ」といったゲームの要素を大きく取り入れた作品全般を指すようです。逆に言うと、それまでのフュージョンファンタジーはゲーム的要素が薄かったわけですね。
フュージョンファンタジー
2010年代以降のフュージョンファンタジー
2010年代のWeb小説時代にも、依然としてフュージョンファンタジーは人気のある現役ジャンルだが、過去にイゴケン・転生もの・次元移動ものが流行した2000年代のレンタルブック店時代のファンタジーとは、主人公が異世界に行くという点を除けば、完全に違うジャンルに変貌した。
(中略)
このような2010年代のフュージョンファンタジーのパラダイム転換をもたらした先駆作は、2012年からジョアラで連載された『メモライズ』で、『メモライズ』は既存のフュージョンファンタジー世界観の大部分を廃棄し、「ステータス」や「チュートリアル」などのゲーム要素を取り入れながら全く新しい世界観を提示した。
(中略)
2010年代以降のフュージョンファンタジーは、異世界ものを通称する表現として使われた過去とは異なり、カテゴリがさらに拡張され、異世界ものでなくても異なるジャンルをフュージョンした作品であれば、フュージョンファンタジーに分類される場合が増えている。2010년대 이후의 퓨전 판타지
2010년대 웹소설 시대에도 여전히 퓨전 판타지는 인기 있는 현역 장르지만, 과거 이고깽, 환생물, 차원이동물이 유행하던 2000년대 도서 대여점 시절 판타지와는 주인공이 이계로 간다는 점만 제외한다면 완전히 다른 장르로 변모했다.
(中略)
이러한 2010년대 퓨전 판타지의 패러다임 전환을 불러온 선구작은 2012년부터 조아라에서 연재됐던 MEMORIZE로, 메모라이즈는 기존의 이고깽, 현대인 천재론, 양판소/필수요소, 소드마스터, 서클 매직, 마나 등이 중심이 된 퓨전 판타지 세계관을 대부분 폐기하고 상태창과 튜토리얼 등 게임 요소를 도입하면서 완전히 새로운 세계관을 제시했다.
(中略)
2010년대 이후의 퓨전 판타지는 이세계물을 통칭하는 표현으로 쓰였던 과거와는 달리 범주가 더욱 확장되어 이세계물이 아니더라도 서로 다른 장르를 퓨전한 작품이라면 퓨전 판타지로 분류되는 경우가 늘어나고 있다.
2010年代に入って、レンタルブック店からWeb小説の時代になると、フュージョンファンタジーは衰退し、代わってゲーム小説や現代ファンタジーが流行して、さらにそれらのジャンルが細分化されていった、という流れのようです。
たとえば現代ファンタジーのジャンルでは、過去に戻った主人公がビジネスの世界でのし上がっていくという、日本で言えば『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』みたいな作品だったり、スポーツ選手が自分の人生をやりなおすという、日本で言えば『やり直してもサッカー小僧』のような作品だったりが人気を獲得していったようです。などと、日本の類似作品を例示してみましたが、もちろん日本ではほとんど流行していないジャンルなので、こうした分野では韓国のほうが先行していると言えるでしょう。
また、2012年ごろから流行りはじめたという「ハンターもの」「レイドもの」というジャンルは、現代に出現したダンジョンに対してパーティを組んで攻略に挑むというジャンルで、日本で言うところの「現代ダンジョンもの」に近いですが、こちらも日本から影響を受けたわけではなく、ゲーム小説や現代ファンタジーの流行を背景として生まれたようです。
しかし「韓国式異世界もの」と呼ばれるジャンルについては、これは日本の異世界ものと、『GANTZ』などのデスゲーム漫画とが融合したもので、「異世界に召喚された人間たちが殺し合う」ようなジャンルになっているらしいです。フュージョンファンタジーが衰退したので、代わりに日本で流行しはじめていた異世界ものをアレンジして輸入しようという試みがあり、そのなかでデスゲームと組み合わせた「韓国式異世界もの」が成功して広まった(その代表格が先述の『メモライズ』だとか)、という流れのようです。なろう系で「デスゲーム」と言えば『SAO』由来の「ログアウトできないVRゲーム」のことですが、韓国式異世界ものはさらに殺伐とした世界観のようですね。
こうして細分化されていったジャンルを組み合わせて融合したものが、2010年代における「フュージョンファンタジー」である、つまり「異世界もの全般」くらいにまで拡散した定義が、また一周して元の意味に戻ってきたのだ、ということのようです。
では最後に「悪役令嬢もの」について見てみましょう。
悪女憑依もの
概要
女性主人公が、小説の中の主人公のライバルである悪女に憑依する、女性向けの本憑依もの、ロマンスファンタジー。
悪女を主人公にした悪女ものと、女性向けの本憑依もの/エキストラ憑依ものが合成されて作られ、その後、日本の悪役令嬢もの、2010年代後半の女性叙事に影響を受けて、悪女もの・悪女クリシェが注目されるようになり、本格的な活性化が始まった。
개요
여주가 소설 속 주인공의 대립항인 악녀로 빙의하는 여성향 책빙의물, 로맨스 판타지 장르.
악녀를 주인공으로 하는 악녀물과 여성향 책빙의물/엑스트라 빙의물이 결합되며 만들어졌으며, 이후 일본의 악역 영애물, 10년대 후반 여성서사에 영향을 받아 악녀물, 악녀 클리셰가 주목받으면서 본격적으로 활성화되기 시작하였다.
これ以降は、韓国のジャンルは「悪女憑依もの」、日本のジャンルは「悪役令嬢もの」と、それぞれ書き分けていきますので注意してください。
「本憑依もの」というのは「本の中の世界に入る」系のジャンルのことです。韓国のWeb小説では、男性向け作品と女性向け作品が厳格に分けられていて(フェミニズム的な対立の激化も影響しているらしい)、それぞれに流行もバラバラなのですが、本憑依に関しては、もとは女性向けのジャンルだったのが、2010年代後半に男性向けの人気作も登場するようになり、珍しく男女ともに人気のあるジャンルになっているようです。
「ロマンスファンタジー」は、単なる「異世界恋愛ファンタジー」にとどまらず、韓国における(ハイ/ロー問わず)ファンタジー要素を含む女性向けWeb小説全般を指す言葉になっているらしいです。
「エキストラ憑依もの」は、本に限らず「創作物の世界に入る」系のジャンル全般のことで、ここで言う「エキストラ」はどうもテレビドラマなどにおける「エキストラ=端役」のことのようですね。なろう風にいえば「モブ」「脇役」あたりでしょうか。
「女性叙事」というのは、韓国でのラディカル・フェミニズムの高まりに応じて流行した、「女性が主体的に活躍する物語」のことらしいです。どちらかというと漫画やテレビドラマにおける流行で、それがWeb小説の流行にも影響した、ということのようです。
歴史
それ以前の類似事例
過去の類似事例として、2007年にインターネット連載されていた『シルウェン皇女』がある。 初期のロマンスファンタジーである『シルウェン皇女』は、小説の中で性格が悪く暴れん坊の皇女であるシルウェンに憑依する話を描いている。 すなわち、本憑依ものと悪女憑依もののモチーフを同時に使用している。
ただし、この場合はロマンスファンタジーの界隈がまだ形成されつつあった時期のため、『シルウェン皇女』が提示した悪女+本憑依のモチーフは、2010年代の悪女憑依ものと、実質的な継承関係・関連性があるとは言い難い。このような悪女クリシェと本憑依クリシェがジャンル初期から使われていたことを示し、悪女クリシェのこうした一面をジャンル的な先例として後続作家たちに提示した、といった程度に考えられる。
역사
이전의 유사 사례
과거의 유사 사례로는 2007년 인터넷 연재되었던 《시르웬 황녀》가 있다. 초기 로맨스 판타지인 시르웬 황녀는 소설 속 개차반이자 망나니 황녀인 시르웬으로 빙의하는 이야기를 다룬다. 즉 책 빙의와 악녀 빙의 모티프를 동시에 사용하는 것.
다만 이 경우 로맨스 판타지라는 계(界)가 형성되는 시점이므로, 《시르웬 황녀》가 제시한 악녀+책빙의 모티프는 10년대에 제시될 장르인 악녀 빙의물과 실질적인 계승관계나 연관성이 있다고 하긴 어렵다. 따라서 이 경우는 악녀 클리셰와 책빙의물 클리셰가 장르 초기부터 사용되었으며, 이러한 악녀 클리셰의 양상을 후대의 작가들에게 장르적인 선례로 제시한 정도로 볼 수 있다.
二つめの段落が難しくて訳に自信がない。
2010年代初頭
韓国の悪女憑依ものの原型は、2011年にジョアラに連載され正式出版されたユ・ハンリョの『ラシタ!』とされる。 『ラシタ!』は、自分が書いた荒唐無稽な小説『ラシタ』の悪女ドルビーチェに憑依する話で、その後、同作者の小説『インソの法則』とともに、女性向け本憑依ものの本格的な流行を引き起こしたとされる。
一方、それから7カ月後の2011年11月に連載を開始した『捨てられた皇妃』には、現在の悪女憑依ものの通俗的なクリシェが登場する。
10년대 초
한국의 악녀빙의물의 원형은 2011년 조아라에 연재되어 정식 출판된 유한려의 《라시타!》로 여겨진다. 라시타!는 자신이 썼던 막장소설 '라시타'의 악녀 돌비체로 빙의하는 이야기를 다루며, 이후 동 작가의 소설 《인소의 법칙》과 함께 여성향 책빙의물의 본격적인 유행을 이끌어내기도 한다.
한편 그로부터 7개월 뒤인 2011년 11월 연재를 시작한《버림받은 황비》는 악녀물 장르로서 현재 악녀 빙의물의 통속적인 클리셰를 이르게 선보인다.
『ラシタ』で発音あってるのかな。『インソの法則』は現代を舞台にした作品ですが、どちらかというと「女性向け本憑依ものの本格的な流行」の起点になったのは『ラシタ』よりも『インソ』の方らしいですね。『インソの法則』の投稿開は2013年7月ごろ。ピッコマで漫画化されています。
ネット小説の法則|無料漫画(まんが)ならピッコマ|A Hyeon Yu Han-ryeo
『捨てられた皇妃』もピッコマで漫画化されていて、あらすじを読むかぎり、悪女憑依というよりは、婚約破棄+時間遡行という感じでしょうか。
捨てられた皇妃|無料漫画(まんが)ならピッコマ|iNA Yuna
2010年代後半:本格的な活性化
以後、悪女憑依ものが本格的に創作されるのは、日本の悪役令嬢ものが翻訳された後、そして2010年代中盤〜後半の「女性叙事」に関心が高まってからだと思われる。
2010年初頭を過ぎ、ロマンスファンタジー市場が活性化する中、日本の『謙虚、堅実をモットーに生きております!』が2013年中頃に韓国に翻訳される。 これにより「悪役令嬢もの」が作家・読者に読まれるようになり、これに影響を受けて既存の類似クリシェである「悪女憑依もの」の創作が活性化し始める。 悪役令嬢ものや乙女ゲーム憑依もののクリシェと設定を多数輸入し、本憑依ものではなく乙女ゲームを舞台にした悪女憑依ものが生じたりもした。
一方、これによって悪女憑依ものが、悪役令嬢ものの影響を受けて生まれたジャンルだという認識が生まれたりもした。しかし上述のように悪女に憑依する女性向け憑依ものの試みは、その関連クリシェがそれ以前から存在したため、影響を受けて作られたとは言えない。 ただ、2015年以来、悪役令嬢ものの影響を受けたのは事実である。 詳細については、後述される「悪役令嬢ものとの関係」の段落を参考のこと。
10년대 중후반 : 본격적인 활성화
이후 악녀 빙의물이 본격적으로 창작되는 것은 일본 악역 영애물이 번역된 후, 그리고 10년대 중후반 여성 서사에 관심이 높아진 후 부터로 여겨진다.
10년도 초를 지나며 로맨스 판타지 시장이 활성화되는 가운데, 일본의 겸허, 견실을 모토로 살아가고 있습니다가 2013년 중순 한국에 번역되기 시작한다. 이로 인해 악역 영애물이 작가, 독자에게 읽혀지기 시작하였고, 이에 영향을 받아 기존 유사 클리셰인 악녀 빙의물 창작이 활성화되기 시작한다. 악역 영애물의 오토메 게임 빙의 클리셰와 설정을 다수 받아들여 책빙의물 혹은 엑스트라 빙의물이 아닌 오토메 게임 빙의물인 악녀 빙의물이 생겨나기도 한다.
한편 이로 인해 악녀 빙의물이 악역 영애물의 영향을 받아 생겨난 장르라는 인식이 생겨나기도 한다. 그러나 상술된 것 처럼 악녀에 빙의하는 여성향 책빙의물이란 시도, 관련 클리셰는 07년, 11년 초부터 존재하였으므로 영향을 받아 만들어졌다곤 할 수 없다. 다만 2015년 이래로 악역 영애물의 영향을 받은 것은 맞다. 자세한 사항은 후술될 악역 영애물과의 관계 문단 참고.
先ほどの『インソの法則』の投稿開始と、韓国で『謙虚』が翻訳・紹介されたのがほとんど同時期のようです。ということは「女性向け本憑依ものの流行」と「悪女憑依ものの活性化」は意外に時期が近いということになるのでしょうか。
悪役令嬢ものは悪女憑依ものの嚆矢?
一方、悪女憑依ものは、ジャンルが流行する過程で、日本の類似ジャンルである悪役令嬢ものから影響を受けることもあった。 本憑依もの、悪女憑依ものと非常に似た特徴を持つ悪役令嬢ものが、韓国に翻訳されて紹介される過程で、様々なクリシェの展開に影響を受けるようになったのだ。 一方、この過程が誤解され「悪役令嬢ものが悪女憑依ものの嚆矢である」という話も出てくるようになった。
原型・クリシェの時代的な交差
しかし、「悪役令嬢もの」は「悪女憑依もの」の嚆矢とは言い難い。 例えば、日本の悪役令嬢ものが輸入される前から、韓国の悪女憑依ものの原型とも言える『ラシタ!』があったとか、悪女憑依ものでなくても『捨てられた皇妃』のように悪女憑依ものの通俗的なクリシェを用いた小説があった。 つまり、もともと悪女憑依もの・悪女ものが創作され、その後、悪役令嬢ものが輸入され、ジャンル的な交流が起こったのである。 また、『ラシタ!』は『謙虚、堅実をモットーに生きております!』より連載日が2年ほど早いので影響を受けたとは言えない。 さらに、本の中の悪女に憑依するインターネット連載小説『シルウェン皇女』は、2007年から連載され人気を博した。
原型ジャンルの悪女ものと収斂進化
また、悪役令嬢もの・悪女憑依ものは、すべて原型的な「悪女もの」(悪女クリシェ)から発達したジャンルだ。 悪役令嬢ものが作られたなろう系、悪女憑依ものが作られたロマンスファンタジーは、女性向けのロマンスを背景に悪女ものを使用してきており、このような悪女ものにそれぞれゲーム憑依もの・本憑依もののクリシェを加えて作られたジャンルが悪役令嬢もの・悪女憑依ものである。 つまり、土台と発達過程が非常に類似した収斂·進化である。 その後、15年以来、悪役令嬢ものが韓国に翻訳・輸入され、悪女憑依もののクリシェに影響を及ぼし、本来同じジャンルがさらに類似している。
つまり、悪女憑依ものと悪役令嬢ものは、類似した土台とジャンルから発達した収斂進化と言え、その後、悪役令嬢ものが輸入され、悪女憑依ものに影響を与えて、さらに類似した形になったと言える。
악역 영애물은 악녀 빙의물의 효시?
한편 악녀 빙의물은 장르 유행과정에서 일본의 유사 장르인 악역 영애물에게서 영향을 받기도 하였다. 책빙의물, 악녀 빙의물과 굉장히 비슷한 맥락을 지닌 악역 영애물이 한국에 번역되어 소개되는 과정에서 여러 클리셰나 전개에 영향을 받게 된 것. 한편 이 과정이 오인되어 악역 영애물이 악녀 빙의물의 효시라는 이야기가 나오기도 한다.
원형, 클리셰의 시대적인 교차
그러나 악역 영애물은 악녀 빙의물의 효시라 하기 어렵다. 예를 들어 일본의 악역 영애물이 수입되기 전부터 한국의 악녀빙의물의 원형이라 할 수 있을 '라시타!'가 있었다던지, 혹은 악녀빙의물은 아니더라도 버림받은 황비처럼 악녀 빙의물의 통속적인 클리셰를 드러냈던 소설이 있어왔다[10]. 즉 본래부터 악녀 빙의물, 악녀물이 창작되고 있었으며, 이후 악역 영애물이 수입되면서 장르적인 교류가 일어난 것이다. 또한 '라시타!'는 겸허, 견실을 모토로 살아가고 있습니다보다도 연재일이 2년 가량 빠른 모습을 보이므로 영향을 받았다고 할 수 없다. 나아가 책속의 악녀로 빙의하는 인터넷 연재 소설 '시르웬 황녀'는 07년도부터 연재되어 인기를 끌었기도 했다.
원형 장르인 악녀물과 수렴진화
또한 악역 영애물, 악녀 빙의물은 모두 원형적인 악녀물(악녀 클리셰)로부터 발달한 장르이다. 악역 영애물이 만들어진 나로우계, 악녀 빙의물이 만들어진 로맨스 판타지는 여성향 로맨스를 배경으로 악녀물을 사용해왔으며, 이러한 악녀물에 각기 게임빙의물, 책빙의물 클리셰를 덧붙이며 만들어진 장르가 악역 영애물, 악녀 빙의물이다. 즉 토대와 발달과정이 매우 유사한 수렴진화인 것이다. 그 이후 2015년 이래로 악역 영애물이 한국에 번역, 수입되면서 악녀 빙의물 클리셰에 영향을 끼치면서 본래도 흡사한 장르가 더욱 유사해진다.
즉 악녀빙의물과 악역 영애물은 유사한 토대와 장르에서 발달한 수렴 진화라 할 수 있으며, 그 이후에 악역 영애물이 수입되며 악녀 빙의물에 영향을 주어 더욱 흡사한 모양새가 되었다고 할 수 있다.
うーん、「ジャンルの起源」と「ジャンルの流行の起点」は往々にして異なるもので、「悪女憑依」ジャンルの起源は『シルウェン皇女』や『ラシタ』だけど、流行の起点は日本の悪役令嬢ものである、というような話に感じますね。
まとめ
韓国では、2000年代からWeb小説が積極的に書籍化され、そのなかで「異世界もの」のファンタジーが爆発的に流行したことから、日本に先行して「転移」「転生」のさまざまな類型が登場していた。それらの多くは日本の「異世界もの」でも見られるもので、どちらかと言えば収斂進化的なものが多いが、2010年代には日本の「異世界もの」から影響を受けたジャンルも現れるようになった。
みたいな感じのまとめになりますかね。
こうして調べていて痛感したのは「韓国の人たち、ちゃんとWeb小説の歴史を記録してるの偉い〜」ということですね。
日本の「異世界もの」は、2000年代のあいだは二次創作界隈やアマチュアの個人小説サイトの奥底に留まっていて、書籍化もほとんどされなかったので表に出てきていない、だから誰も歴史を記録していないし把握もしていないんですね。「韓国が日本から影響を受けたところ」は向こうが記録しているので分かるけど、「日本が韓国から影響を受けたところ」は分からないという一方通行的な関係。
日本のWeb小説の歴史について書かれた記事というと飯田一史さんの「Web小説書籍化クロニクル」がほとんど唯一ではないでしょうか。Web小説を取り巻く状況を外側からジャーナリスティックに追った記事で、コミュニティの内側から見た当時の雰囲気やジャンルの変遷などはわかりませんが、非常に読み応えがあるのでオススメです。
以上、韓国のWeb小説事情の紹介でした。
追記。
中国編も書きました。